うちは仏教ではないのでお盆は関係ないのだけれど、夏休みに家族が集まる目的は、やはりお墓参りがメインである。


 お墓参りに行くときは、炎天下は避けたい。雨も避けたい。でも、このところずっと、ほぼ炎天下か激しい雨のどちらかである。しかも雲の動きの予報が外れたり、予報がころころ変わったりするので、行くタイミングを計るのが難しい。


 そういう訳で、夏休み中はいつでもすぐ行けるようにスタンバイしていた。太陽が出ていても、いつ天気が急変するか分からない。頻繁に予報を確認して、末の弟の「よし、今行こう!」の掛け声と共に家族みんなバタバタ急いで車に乗り込んだら、いきなり雨が降り始めた。「どうする?やめる?」と迷う弟に、「きっとすぐ止むから行っちゃおう!」と促してお墓に向かうも、雨はどんどん激しさを増し。けれども、そんな天気なので、いつも渋滞するお墓までの道はがら空きで、10分ほどで到着した。(渋滞すると、1時間近くかかってしまうときもある。)そして案の定、到着した頃には雨はあがり、蒸し暑さはあるけれど炎天下でもなく。


 お墓の花は、末の弟が少し前に造花を飾ってくれていたので、それで済ました。切り花を飾っても、炎天下で水がお湯になってしまうので、すぐ枯れるのだ。白と青でアレンジされた造花は、黒っぽい墓石ととてもマッチしていて、涼しげで、改めて弟のセンスの良さを感じた。


 父の好物をあれこれ盛った籠とペットボトルのお茶を供え、お線香をあげて、みんなでお参り。本当はもう少し墓前でゆっくりしたかったのだけれど、蒸し暑いし、いつ雨が降り出すかも分からないし、ワンコが熱中症になるとまずいので、さっさと引き上げる。


 と思ったら、受付のある建物にスポットクーラーが置いてあった。とても涼しくて良い。キャリーバッグの中のワンコに冷風を浴びせまくったら、とても気持ち良さげにしていた。調べてみたらコレ7万3千円もするらしい。(楽天価格なのかな。)こんな高いものを置いてくれてありがたい。助かる。


 帰り道も渋滞することなくスイスイ進めたけれど、反対車線はすでに渋滞していた。みんな雨があがったから出てきたのだろう。私達のように雨が降り出したときに出ていれば、渋滞に巻き込まれることもなかったのにね。末の弟、偉い!


 ともかく、お墓参りができて良かった。予測不能な天候に振り回されたけれど、これで気持ちもスッキリである。