バスと献血のたび

バスと献血のたび

大阪からバスを乗り継いで遠くまで行きたいです。
献血の記録も載せていきます。

大阪から路線バスを乗り継ぎ、2024年6月に三島駅(静岡県三島市)に達しました。

今回はその続き。三島駅から甲府駅(山梨県甲府市)までのバス乗継旅、第二話です。

・大阪をスタートしたときの記事はこちら ⇒ [リンク]  

・前回のお話(三島駅南口⇒御殿場駅)はこちら ⇒ [リンク]

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静岡県御殿場市のJR御殿場駅です。

昨日は駅前のホテルに宿泊。ホテルから歩いて行けるところにさわやか御殿場インター店があり、「これはぜひ行ってみよう」と考えました。ホテルに荷物を置き、メニューの予習をしようとウェブサイトを見たところ、その時点でものすごい人数の待ち状態!さわやかハンバーグは諦め、近くの居酒屋さんで飲んだ次第。あの待ち組数、閉店までにさばききれたのかな。

 

今日は富士吉田・河口湖経由で甲府を目指します。バスに乗る前に駅前をぶらぶら。

駅前に蒸気機関車が保存されています。御殿場は鉄道の町ですもんね。いまの御殿場線は1934年まで東海道本線の一部でした。山北から御殿場までは箱根の北側を迂回するように通っていて、急こう配の区間となっています。昔の列車は蒸気機関車(今の電車と違って力が出ない)が長い客車を引いていたので、この区間は東海道本線最大の難所だったそうです。

 

おお!駅前から富士山が見えますね。昨日は天気が悪く、どの方向に富士山が見えるのかも分からなかったくらいでした。今日は幾度となく絶景が楽しめると思います。

富士山麓オウム鳴く… ルート5のごろ合わせでしたっけ。

す、すんません。バスに乗りましょう。

のりばには通勤通学の利用と思われる方々が列を作っています。観光客は少数派なんですね。平日の朝ですし。

 

2024年6月5日(水)

御殿場駅 07:45

↓ 富士急モビリティ

↓ [A1]

↓ 河口湖駅行

↓ 1580円

浅間神社前 08:40

 

乗客は12名。バスは静岡県道401号を走行します。この道は国道138号の旧道にあたるようです。

車内に掲示されているPASMOの広告、右側が切り抜かれていますよ。非常口のサインの上に貼ってしまったんですね!

 


新東名の高架をくぐります。新東名はこのすぐ先の新御殿場までが開通していて、新御殿場~新秦野が最後の未開通区間となっています。

 

高速をくぐってすぐの山口で高校生が下車。水土野では通勤客風の2人が下車。すぐそばのキリンの工場にお勤めなのかも。

富士平原ゴルフ場でも通勤客風の2人が下車。東富士リサーとパーク入口でも2人が下車します。その間、道路の左側には自衛隊の富士駐屯地が続いています。

 

須走では須走浅間神社の門前を走り、鳥居の直前で左折。

鳥居に掲げられた扁額には不二山の文字が刻まれています。「二つとない偉大な山」ということですね。浅間神社バス停で1人下車。これで通勤風の方は全員下車しました。

 

ここからは国道138号を走行。神社の裏手にあたる道の駅すばしりバス停では登山風の方が1人乗車。ここから篭坂峠です。

▲一番後ろの席から後方を撮影
 

篭坂峠の頂上にあるバス停で、さきほどの登山風の方が下車。峠の頂上は県境になっていて、ここから山梨県山中湖村に入ります。
 

峠の坂道を下ると山中湖の湖畔です。山中湖旭日丘バスターミナルに停車。

 

バス停の向かいには富士急の別荘地セールスオフィス。高原の別荘地なんですね。たしかにそれっぽい建物ばかりです。

 

旭日丘交差点を左折して山中湖の湖畔を走ります。素敵な眺め。

 

山中湖の西端には「富士山 山中湖」という名前のバス停があり、英語と中国語の案内表示が充実しています。

 

この先は防風林に挟まれた道を進みます。

進行方向右手(上の写真は後方を撮影しているため、左手)は忍野村です。

 

富士吉田市に入りました。左に富士山。

 

このバスで富士山駅か河口湖駅まで行くと甲府行のバスに乗り継ぐことができます。ただ、乗継時間がたっぷりあるので、富士山駅手前の浅間神社前で下車し、神社にお参りすることにします。

ここで降りたのはわたしだけ。これは意外。みなさん、お参りしないんですか?

 

 

(訪問日2024/6/5)

 

 

【つづく】