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熊野古道 松本峠

大泊町と木本町をつなぐこの峠は、大吹峠と並び、孟宗竹のある風情のある峠です。その峠の上には穏やかでやさしい顔をしたお地蔵さんが立っています。江戸時代のはじめのころ、鉄砲の名手が峠を越えて新鹿に行ったその帰り、行きにはなかった大きな地藏さんが立っていたため、鉄砲の名手は妖怪の仕業と思い鉄砲で撃ってしまった。しかし、その地藏さんは昼間に地元の住民が運んだものであった。その地藏さんの足元にはその時の鉄砲の跡が今でも残っています。

七里御浜海岸

吉野熊野国立公園に指定されており、熊野市から鵜殿村まで延々22Kmも続く日本一長い砂礫海岸です。日本の渚100選にも選ばれ、アカウミガメの上陸地としても知られています。七里御浜沿いは浜街道といい、熊野三山を目指す古道の一つとなっています。

鬼牙城

濃紺の海に突き出た断崖で、名前のように鬼が住んでいそうな雰囲気を漂わせる鬼ケ城(名勝・天然記念物)。これは岩盤が地震によって隆起し、その後波や風に侵食され、大小無数の洞窟や穴が造られたもの。

花の窟神社

花の窟は720年(奈良時代)に記された日本最初の歴史書である『日本書紀』の神代第一で「国産みの舞台」として登場しています。この地は熊野三山信仰に先立つ古代からの聖地「窟の熊野」として重要な意味を持っており、まさに日本人のルーツといえる場所です。

丸山千枚田

熊野市の丸山地区には小さな何枚もの水田があり、千枚田と呼ばれます。その景観は素晴らしく、日本一の棚田景観とも言われます。「一枚足りないと思ったら笠の下にかくれていた」といわれる位、小さな田が幾重にもかさなり合っており、その数なんと約1340枚ほど。

赤木城跡

築城の名手・藤堂高虎によって作られた、中世と近世の築城法を併用した平山城で、近世城郭の萌芽ともいうべき城郭機能が兼ね備えられています。また、朝もやに浮かぶ城跡は、幻想的で天空の城とも言われています。主郭には桜が多く、桜の名所としても知られています。