しげやんの好き勝手

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しげやんが色んなことにいて話します(現在、漫画・ゾイドが中心)

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心配していた方がいるかどうかわかりませんが、

一応、生きてます。

さあ久々のゾイド編。
ライガーゼロ 再開一発目は「ライガーゼロ」


この機体は、CAS(チェンジングアーマーシステム)という新要素も盛り込まれ、ゴジュラス・ギガほどではないが、開発陣は結構な意気込みをもって世に送り出したシリーズと言えるでしょう。
私は、このシリーズの最大の注目点は、その「ネーミング」にあると考えます。

まず、ベースとなるライガーゼロ。この「ゼロ」は、有名アニメ「ガン●ムの某シリーズ」を模倣しての事だと思われ、メーカーのオリジナリティ意識の欠如、あるいは安定路線を示している事柄です。


しかし一方で逆に、こちらは意欲的オリジナリティ溢れるものになっています。
イエーガー

イエーガー[JAGER]は、狩人を意味し、
ミリタリー系で、よく耳にする言葉です。
そしてこれは、ネコ科の猛獣であるジャガー[JAGUAR]と引っ掛けてるのでしょう。




パンツァー

パンツァー[PANZER]は、装甲や戦車を意味し、
これもやはりミリタリー系で、よく耳にする言葉です。
そしてこれも、ネコ科の猛獣であるヒョウ[PANTHER]と掛けてるわけです。




シュナイダー

シュナイダー[SCHNEIDER]は、服を切り仕立て直す人の事で、
意味こそその通りなのですが、ミリタリー系用語という訳ではありませんし、残念ながら、ネコ科の猛獣とは引っ掛かりません。
クーガーとか、ピューマとかにできたら、完璧だったのにね。
(最終的に拘りより、早さとウケをとったと言うことかな)



デザイン的にも、後発2体の完成度がちょっと低い…というのは皆さんも感じてるようで、
それは人気にも反映されていますね。


イクス&フェニックス こういった辺りの詰めの甘さが、シールドライガー、ブレードライガーほどの満足度には至らない原因でしょう。

ハイクオリティなデザインを基盤としつつ、安定路線がチラリと見え隠れし、一方で意欲的なアイディア溢れるネーミングセンスを持ち、しかしそれに徹しきれない弱さがあり、そして時間的制約もあってのデザインの煮詰めのブレ、
…といった、実に様々な要素が入り乱れたシリーズなのですが、

イクスやフェニックスといったアフターバージョンもカッコ良く、相当に魅力的なシリーズであったと言えるでしょう。


ただ実際に活用する場合、同じ機体でありながら、その用途に応じて、機動・砲撃・格闘と、それぞれに志向特化した換装に変えていくというコンセプトは、一見、理に適っている様にも見えますが、搭乗員ひとりひとりこれをやるとなると、贅沢過ぎ、手間がかかり過ぎ(逆に、ひとり1形態オンリーになってしまっては換装にする意味がないし、任務に不適合な装備を強いられる者がいては、本末転倒)。
それこそガ●ダム宜しく、圧倒的戦闘力を持ち、選別された者のみに許される、エリートパイロット専用の武装・機体にならざるを得ないでしょう。


次回は、今回と同様、換装型のゾイド。

本来なら、ゾイド編を始める所ですが、
相当、忙しくなるので、更新はしばらくお休みします。申し訳ありません。
ゾイド編は、5回程を予定していますので、
このブログは、残り15回ほどで終了という事になります。

「進撃の巨人」
「嘘喰い」    漫画

この2作はこのブログの「良作」カテゴリーの中で、紛れもなくトップ2です。
後々になって、やっぱり「珠玉の名作」でした…と泣き付く事になるかもしれません。
両作ともまだ話は続いてますし、今後如何では、名作への変更も十分ありえます。
まさに〝珠玉の良作〟な訳です。


進撃の巨人

進撃の巨人。この近年、

最も話題となったと言っても差し支えないとすら言える作品が、某少年誌に蹴られたことは有名ですが、

意外にも、決してスタンダード系でなく、非常に個性的な作品と言えます。
その独特の世界観は、これはいったい何時の時代の話なのか? …と誰もが首をかしげる所ですが、 
かといって全くの架空世界という感じでもなく、ファンタジー色は、薄い。
巨人関係を除き、人を超越した力を表現している訳でも、

この世の物理法則を無視してる訳でもありません。
こういう作品は非常に珍しい。
漫画のベスト本なんかでも、そのジャンル分けを困らせる存在です。
しかも、アナザーワールド的な割には
まるで、日本の戦時中を思わせるような、絶望的深刻さを表現しており、いたってヘビーな内容です。
普通、現実との整合性が低くければ、もっとご都合主義になっても良さそうなのに。 


この作品は序盤のクオリティからすると、完全に名作確定か、と思われましたが、
しかしその後 失速、マンネリ、多分に期待はずれでした。
名作に返り咲くか否かは、これからの追い込み次第ですが、
ただ力のある作家さんなので、このまま終わるとは到底思えません。
名作までには届かないまでも、最後に魅せてくれるでしょう。


嘘喰い

嘘喰いは、ちょうど、
以前紹介した遊戯王のカードバトルに傾倒する前の、
様々なゲームで戦いを繰り広げていた時の感じの作品です。
遊戯王がカードに落ち着いた(逃げた?)とすると、
この作品は(広い定義の意味の)ゲームで戦い続けている作品なのです。
しかもそれらのゲームは、なんと「イカサマが暗黙的に公認」であり、
そのせめぎ合いが、この作品の醍醐味となります。
特に主人公が、相手のトリックを暴きだす瞬間が、最大の見せ場。


最終的に敵のトリックを解明するという主目的のため、綿密な推理を巡らせる紛れもない頭脳系なのですが、同時に合間合間にバトルシーンが出てくるというのも特徴のひとつとなっています。
しかし、この部分はどちらかというと、頭脳戦のつなぎとしての意味合いが濃いと思われます。
そしてその本題の頭脳戦において、惜しむらくは一箇所だけ、キレ味が悪い箇所がありました。
(それで名作落ちは、厳し過ぎるかもしれません。含めなかったのは、単純に私の趣味かも?
よって、名作に含めなかった事の異論は甘んじて受けます)
この作品はこれまで紹介してきた良作の中では、最も名作に近い作品で、
そういう意味で、良作シリーズラストを飾るにふさわしい作品と言えました。


さて今後の漫画(アニメ)編は、
あれから、私がかき集めた正真正銘の珠玉の名作〝のみ〟をどどんと10作品紹介して、本ブログのフィナーレを飾ろうと思います。
しかし、その前にゾイド編。

「YAWARA!」
「MONSTER」  漫画
「20世紀少年」
「MASTERキートン」

以上4作品と、私的に良作ばかり量産している作家さんがいます。
浦沢直樹先生です。


そして彼の作品は大きく分けて、3つのタイプに分かれます。
1つはスポ根モノ。2つめはサスペンス物。3つめは他の方が原作、という物です。

前出の4作に限らず彼の作品は、すべからくハイレベルですが、

タイプごとに共通している残念な点があります。
まずスポ根モノは、スポ根度合いの低さです。キャラたちはそのスポーツに全精力を傾けてやっていません。命懸けでやらずとも勝ち抜ける、天才ばかりが出てきます。
サスペンス物と他の方が原作の作品は、野蛮さです。必ずと言っていい程、物騒な話になります。
この点は、クソ作品のBANANA FISHに通じる、私の最も嫌悪する所であります。


スポ根モノは、柔道物「YAWARA!」とテニス物「Happy!」の2作。


YAWARA!
YAWARA!は、まさに一大ブームを巻き起こした作品ですが、いかんせんスポ根度が低い。
話自体も、そして柔道の試合も、まずまず面白いのですが、肝心の主人公が本腰入れて柔道をやってない。にもかかわらず、世界的に見ても圧倒的に強いです。
それに、始めて僅か数ヶ月でワールドクラスの活躍をする選手もいるし、柔道ってそんなに甘いもんですか? 他の部分は全体的に面白いんですが、その辺が致命的でしたね。
とはいえ、アニメの主題歌も流行ったし、ちょっと、これ以上の柔道漫画はなかなか出ないかも。


一方、Happy!の方は、YAWARAと比べ、絶対的に骨子の煮詰めが不十分でした。
そして、やはり主人公は本道のテニスを、情熱を込めてやってません。
ただし、テニスの奥深さを相当に描けているとは思えるので、もっと時間をかけて煮詰めていれば、YAWARA並みの作品に引き上げることも、決して不可能ではなかったので、ちょっと勿体なかったかな。


スポ根モノは「柔道」「テニス」という漫画としては、決してポピュラーではないジャンルを、
一定のレベルで描いたと言う事自体は、それだけで非常に価値のある事だと思われます。


サスペンス物は「MONSTER」と「20世紀少年」
こちらはどちらとも良作と言えます。


MONSTER
MONSTER。
この作品は、中盤までという但し書き付きなら、おそらく彼の作品の中でも、最も評価が高い作品なのではないだろうか?
およそ漫画とは思えない程、基本クオリティが高く、読者に圧倒的完成度で迫ります。
まして、舞台がずっと外国なのである程度、精通していなければ、描くこと自体ままなりません。
欠点は、中盤までの大業な大風呂敷のわりに、終盤からラストが地味で消化不良に陥いるという所…

というのが世間の大方の見方でしょうが、やはり、私的には他の作品の例に洩れず、野蛮さが目に付く事です。なぜ、すぐ殺すとかいう発想になるのか…


20世紀少年
20世紀少年は、そのMONSTERの反省からか、全人類を巻き込むという大変に派手な展開になっていて、終盤、盛り上がります。
映画も大成功でした。
それにしても、正義の側も、悪の側も、ごく狭い同じ地域出身という事で、非常にはた迷惑な少年グループと言えます。
特に主人公は、犯行に関する重要な手がかりを有しながら、それなりの機関、それが無理でも、信用できる人物にそれらを開示し、助けを求めなかったのは、人類にとって重大な過失です。おそらくそれをしていれば、ともだちの犯行は実行不能に陥ったはず。


…というそんな2作ですが、例えばMONSERと20世紀少年を足して2で割るような…

つまりMONSTERのような序盤・雰囲気で、20世紀少年のような展開・結末。そんな作品が存在したら、空前のブームを巻き起こすような作品になっていた事でしょう。
もっともそれは、私が最も嫌うような代物となりますが。でも、もしあったら「私個人は嫌いとはいえ、名作にせざるをえない」というような作品となったかもしれません。


最後に、他の方が原作、という作品。
「パイナップルARMY」「MASTERキートン」「PLUTO」辺りがそうです。


MASTERキートン
MASTERキートンは、やはり殺し合いばかりしている野蛮な作品です。
主人公は、丸腰でしかもたった一人で、敵を打ち倒そうとするので、却って事を難しくしている事に気付いていない。必要とあらば、武器も使うべきだし、なにより、そういったなにがしかの団体を頼るべきです。
出来合いの武器はダメで、手作りの武器なら良いという論理は、わかりません(その割には、撃ちたくないとか相手を煽って、撃ってるし)。
武器を使ったほうが簡単なのは明白で、その方が、より良い解決策を模索できる。
例えば彼は、正当防衛で何人か、殺してますが(息の根をとめる所の描写をしてないのは不誠実この上ない)、それをゼロにする事だって可能だったはずだ。
さらに殺人を異様な程、嫌ってるかのように見えて、自分の手を汚しさえしなければ、意に介さないふしがある点もおかしい。そういった数多の屍を築いた上で、自分の知識をひけらかす事に成功しています。

彼は周囲に、本分は考古学であるかの様に振舞っていますが、怪しいものです。
研究資金が必要なら、軍隊の経験を活かし、かつオプの実績をアピールして稼ぐべき(相当稼げるはずですよ、命張ってるんだから)。
そうすれば腰掛けの考古学のポジションも確保し易いし、まとまった資金が貯まったらあとは早々足を洗って、発掘の博打に専念すればいいのです。
そうしないって事は、実はドンパチの方が水があってるって事じゃないの?
そして彼はある意味、平時の軍人よりもよほど危険な生き方をしてると言えますが(生きてるのが不思議)、あんな本来なら成立しないような生活以外、知識欲を満たし、経済的にも成り立たない人物は、この世に居場所はないですね。
その辺、クソ作品BANANA FISH宜しくホントに頭にくるのですが、
まさに日本漫画版マクガイバーのごとし、あらゆる物を武器とする造詣の深さに舌を巻き、
一方の考古学も大変に高度な内容です。だから「認めざるをえない」のです。


「パイナップルARMY」、「PLUTO」も、同様に野蛮なところがある作品ですが、それ以外はノーコメントで。この中から最高の作品を選ぶとすると、やはり最初の「YAWARA!」でしょう。

次回は、良作シリーズ最終回。