小さな居酒屋で月収1000万円稼ぐ思考法 -11ページ目
<< 前のページへ最新 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11

真実は自分で見つけるしかない


人は、「先生」という名の権威に弱い人が多いように思います。



先生がおっしゃることが正しいのか?は



自分自身で検証し答えを見つけていくしかないと思います。



過去に某大手コンサルタント会社の先生にお願いしたことがあるのですが、



その先生が出した答えが、


「店の入り口の改装」


「目玉メニューを作りましょう」


「メニュー表はシズル感を出しましょう」(当店は文字を羅列しただけ)



なにか居酒屋経営の教科書に書いてあることをそのまま引っ張ってきただけの内容ですが・・・




仮にメニューにシズル感を出すのが正解とするならば、


逆に文字を羅列しただけのメニューで営業してみて


数字をしっかり確認してみなければ正解はわからないでしょ?





昔、学校でちゃんと勉強しなければ将来困る。


なんて教えられましたが、その将来になった今、


勉強しなかった人は勉強しなかったことが原因で困っていますか??



逆に勉強してきた人は将来安泰になっているのか??



しっかり観察したうえで判断することが必要だと思います。




話を戻しますが、居酒屋経営の常識だと思っていることも、


過去の自分の偏見の産物だったりすることが多々ありますよ。




私は、その常識だと思っていたことの反対も試したりしてみて、


飲食脳をインストールし直しました。













ギャンブルと経営の違い


タクミは、現在34歳なのですが


15年ほど前、パチンコで生計を立てる俗に言う パチプロさんでした。

(そんな職業個人的に認めていませんが・・・)



そしていろいろありまして 現在 居酒屋を経営しているわけなのですが・・・



パチンコ=ギャンブルという図式は、誰にでも理解できると思います。


よいうより、この図式しか思い浮かばないのではないでしょうか?




それでは、経営の世界はギャンブル?と聞かれたら??



居酒屋経営者から見て、パチプロなんてプータローと比べられたら


「一緒にするな!」と怒られそうですが、




両方の世界を見たタクミからすると、居酒屋経営の方が、


ヘタを打ったときのことを考えるとよっぽどタチが悪いです。




稼げずにもしくは稼ぎが減ったため、もしくはパチプロというようなアウトローな世界に嫌気がさして


いずれパチンコから足を洗う人間がほとんどなのですが、


辞めていった人間で数百万~数千万の損や借金を抱えて辞めた人間は


私の周りには一人もいませんでした。




そもそもパチプロみたいなプータローにお金を貸してくれる所なんて、闇金ぐらいしか存在しません。




居酒屋をこれからする人になると、今まで貯めたお金を全て吐きだす。


もしくは借り入れをして開業し、商売がうまくいくかいかないかは・・・


薄々ムリなんじゃないかと感じていても、すでに開業に多額の資金を投入しているので引くに引けない・・・




このようなタイプの人は、まず集客の部分で苦戦する人が大半です。



当たるか当たらないかは場所しだい




昔は、オープン祝儀みたいなものがあって、開店1カ月ぐらいは何もしなくても結構忙しかったりしたものですが、


最近では、いきなり暇なことも多々あったりします。



そして、オープンして暇だったりすると経営者は焦り、チラシを配ってみたり・・・・


ポスティングをしてみたり・・・・タイムサービスをしてみたり・・・・


営業マンにそそのかされて広告を打って見たり・・・・ランチをやってみたり・・・・




はっきり言います。こんなのギャンブルと同じです。




ギャンブルと経営の違いは、不確定要素をいかに排除するか、


ギャンブルでも、不確定要素をコントロールできれば、ある意味ギャンブルがギャンブルでなくなります。




ギャンブルの胴元は基本的に損しないようになっていますよね。




過去、修行したり、身につけた技術や過去の経営実績がある??



すばらしいことです。


大きな武器の一つにはなりますが、それだけで経営の世界で勝てますか??




ギャンブル歴が長ければ勝てるのか?って聞かれたらそうでもないですよ。



競馬評論家の意見を聞いてもプロの馬券師になれませんし・・・




「お客様に喜んでいただくために」という当り前な努力は日々こなしつつ


居酒屋経営で最も不確定要素の高い部分、


それは人


「マーケィング」と「マネジメント」


「集客」と「人材管理」は最低限身につけておく必要はありますよ。



特に集客は、のちのちテクニック編で

1000万円理論


少し考えてみてくだい。まともに考えていては、月収1000万円は不可能に近いです。



小さな居酒屋で月収1000万円を稼ぐには、どうしたら良いのだろう・・・・・




月100万円の利益が出る店舗を10件所有すれば1000万円の利益は確かに出ます。



理屈の上では、可能ですがこれを実践するのは、相当に難易度が高いことはご理解いただけると思います。




1店舗ずつ、1年おきに立ち上げるとしても10年かかる計算になります。


その店舗全てを月100万円の利益の出る店舗にするのは不可能に近いのではないでしょうか?



最低10人は有能な店長が必要という問題、


それを管理する人間も必要となれば、現実的な問題ではないと思います。





飲食店の経営者の思考で考えると、おそらくチェーン店による店舗展開もしくはフランチャイズ展開など


店舗を増やしていく、横の展開を考えますが




タクミが実践している方法は、



経営という名のパズルがあるとするならば、平面にパズルのピースを増やしていくのではなく


立体的にパズルを組んでいくのです。




どういうことかと言うと、


1つの店舗の資源を利用して、いくつもの事業を立ち上げていく方法です。



お店というすでに持っている資産に、利益率の高い商売を突っ込んでいけば


1店舗で月収300~500万円は、充分に可能です。



1店舗のベースが出来上がれば、月収1000万円までには、店舗は2、3軒あれば充分ということになります。





おおまかな経営の設計図のみを、書いたため解りにくいかもしれませんが、


飲食店にかかわらず、設計図はしっかり描いてないと商売を組み立てていくのは大変ですよ。






当ブログの目的


「小さな居酒屋で月収1000万円・・・」というタイトルで始まり、あなたはどう感じたのでしょうか?


ウソだろ・・・


どうやって・・・


ちょっと興味があるかな・・・




そんなところではないでしょうか?


正直に言いまして、こんなタイトルでブログを書いている


私は、現在月収1000万円を稼いではいません。



しかし、稼げるロジックは出来上がりました。


まだ机上の空論の域を出ていない理論もありますが、


飲食コンサルタントさん達とは違い、


自分自身のお店で、自分のお金でリスクを負い実践しながら見出していった方法です。




当ブログは、管理人である私、タクミの頭の中を整理する目的で書いているブログでもあります。




私が最も重要視していることは、「俯瞰(ふかん」して物事を見て、その裏側まで自分で調べ、


調査したうえで考え抜き、そして徹底的に行動する。



これこそが「本質を見る目を持つ」ことだと思っています。




世間には、常識というものがあります。


居酒屋経営にも常識というものがあります。



売上げを上げ利益を上げるには、


味・接客・場所・世の中の景気・宣伝・集客・クリーンネス・店の雰囲気・元気などなど


どれも大切な要因ではありますが、これらの常識を疑い別の角度から検証し、結論を出しているため



今まで居酒屋を経営されている人の中には、嫌悪感を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、


嫌悪感を感じるならばこのブログを閉じて頂くことをお薦めします。




ただ、私の頭の中を今後すべて書き記すつもりなので、参考になる部分があれば、


お気に入りに加えていただいて、たまにブログを覗いてもらえれば幸いです。









<< 前のページへ最新 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11