2017年の夏に日本に一時帰国して、日本で二ヶ月インターンをした。

その際に出会う人出会う人に、台湾に留学していて政治学を学んでいますと自己紹介をすると、台湾って親日で良い所だよね、小籠包、マンゴーかき氷、タピオカミルクティーが美味しいんだよね!という場面に遭遇することが多く合った。その事自体は特に問題ないのだが、そのようなことしか伝わっていないこと、そして、それはあくまでも台湾の表層でしかなくて、もっと理解するためには、新書一冊で良いので読んでから台湾に旅行したほうが良いよと言いたかった。(実際に何人かには読んでもらった)

 

特にぐさりと刺さったのはこの文章。

 

「日本政府は台湾の国家承認していません。しかし日本政府が承認していないことと、私という個人が台湾を国だと考えるかどうかは別の次元の問題です。台湾問題に限らず、政府の決定に個人がすべて従う必要はありません。台湾を国だと思うことも思わないことも皆さんの自由です。ただ、皆さんがもしも台湾を国だと思わないのであれば、目の前にいる台湾の人に、あなたが祖国だと信じているものを私は国だとは認めないと言い切るだけの覚悟と勉強をしてください。台湾という身近な隣人は、皆さんが、国家と何か、国民とは何か、国際社会とはなにか、そんな根本的な問題を考えるにあたり、格好な教材になります。台湾という存在は単なる記号ではなく、そこに二三〇〇万人が暮らしている実体です。そのうえで、それぞれの問題意識から、台湾についてまずは考えてみてください」Pg. 055 (台湾とは何か)ちくま新書 野嶋 剛 著

 

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〜は〜だよね。と決めつけるのは簡単なこと。

でも、そんなに簡単に物事は決めつけられない。