当時のバンドメンバーとしてもバンドを解散した後としても仲間だった彼はもういない。先日、突然に旅立ってしまった
眼の前に現れる事はもう二度となくて、
現れるのは眼を閉じた時だけになった。
32年という短過ぎた人生の中で満足できたものはあったのかい?
満足なんてできないまま、旅立つ事を余儀なくされてどれだけ苦しかったろう…、どれだけ悔しかったろう…、
どう思ってもわかってあげられる部分は少ないのかもしれない。
だけど、あの日
共にステージに立ち、
共に笑って、
共に生きた時間、
それは錆びない思い出であり、
これからの生きる力にさせてくれてるようにさえ感じる。
いなくなって悲しむ人は沢山いるけど、なくなってまでも悲しんだ仲間に与えてくれた生きる力を無駄にはしないよ。
ありがとう。
またどこかで。

