Les 7 règles de français authentique(本物のフランス語:7つの規則)3つ目の規則 をLingQシステムを利用して聞きながら読みました。
今回、LingQ にインポートして青文字表示(新出単語表示)されたのは5つでしたが、動詞の変化形を含めてすべて既知の単語か無視すべき単語(日本語など)で、結果的には未知単語はゼロでした。

今回のテーマは「時間をどうやって作り出すか?」

筆者のアドバイスは「temps morts=空き時間を利用する」です。
 
3つ目の規則は、テキストの以下の部分にあります。
... comment vous pouvez faire pour trouver du temps pour apprendre de nouvelles choses ? En fait c'est très simple, j'utilise les « temps morts » de ma journée....



今回、テキストを読んでいて未知の単語はなかったが、類推で読んでいてわかるのだが、日本語に直した場合これでいいのだろうかと悩む熟語や多義語がいくつかありました。


たとえば、以下のqueの意味です。


Que vous travailliez 35, 40, 50 ou même 60 heures par semaine, ...


文脈で、que は「…であろうと…であろうと」は推測できます。ですが、本当にあっているのだろうか確かめるために辞書が必要になってきます。


そこで、辞書を熟読すると、以下の説明にたどり着きました。


⑥《仮定・譲歩》もし…なら, …であろうと(★動詞は接続法)

例文
/ Qu'il le veuille ou non, il doit y aller.

望もうが望むまいが彼はそこに行かなければならない(★soit queに相当)

つまり、

que A ou B で
「AであろうとBであろうと」の意味になります。

これを当てはめると、全文は以下の意味になります。


Que vous travailliez 35, 40, 50 ou même 60 heures par semaine, vous pouvez (et à mon avis devez) trouver du temps pour vous former.

あなたの労働時間が週に35時間であれ40時間であれ50時間であれ60時間であれ、能力育成の時間を見つけることができます。私からのアドバイスですが、(たとえ少ない空き時間であっても)時間を見つけなければなりません。