そして恋が降ってきた【後編】

<第五章>見送り

 

 

店を閉めて、タクシーを呼ぶ

そのまま翔とカナは成田まで

博之を見送る事にした。

 

「マスター、トモコさんの番号は知ってる?」

「ええ。」

「なら、到着時間を連絡してあげて。」

博之が頷くと、ホテルに着いた。

 

「マスター、頑張って。」

カナが言う。

 

「はい。」

博之は、何かを決意した顔で

二人に頭を下げると

黙ってホテルへ歩き出す。

 

カナと翔はそんな博之を見守っていた。

 

 

 

 

 

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