寺子屋の里

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6月になっていろいろな模試の結果が返却されてきました。

そこで、多くの保護者から相談を受けているので、共通部分をご紹介!

 

『時間がない』

これは、どのカテゴリーの受験においても共通の悩みであり課題です。

高校3年生の生徒から、「模試とかを受けたあと、解き直しや復習などしたいけど時間がない!」と相談を受けていました。

私のアドバイスとして…
『解けなかったの分類』を必ずすることが大事だと伝えました。
①時間がなくて解けなかった
②公式を知らなくて解けなかった
③問題の意図が分からなくて解けなかった

私が、受験指導をするときに①と②③は大きく違うので、きちんと分類することを進めています。

①の場合
時間があればきちんとあれば解くことが出来ます。
つまり、『どうやったら時間内で解けるか?』を考える必要があります。
そして、まずはこの部分から改善していけば成績は伸びてきます。
理由は、時間さえあれば解けるのだから!

②③に関しては、成績に反映させるのに時間はかかります。
理由は、理解するまでの道のりが長いからです。
つまり、中長期的課題として捉えることが大事!

テストの結果を受けて、正答率をチェックすることも大事ですけど、『出来なかった分類』をするともっと見えてくるものがあります。

これは、余談になりますが…
テスト監督をしていると、子どもたちの課題はもっと明確になってきます。
このあたりを塾の先生からアドバイスをもらえるといいのですが…。

簡単に言えば、テスト時間の使い方が下手過ぎます。
その解き方・スピード・スキップ問題など、分かっていないなぁ…って思いながら、子どもたちを見ています。

6月中に、子どもの課題を見つけて夏休みに飛躍することを祈っています!

今年、受験を迎える方は勝負の夏が始まります。
勝負は、“準備の段階”で決まります。
多くの方は、塾の言われたまま夏期講習を迎えます。
だからこそ、逆転するチャンスがあります!

がんばってくださいね!