我が家のリザードンが赤ちゃんの頃、ベネッセの「こどもちゃれんじ」に入会していました。
皆さんご存知とは思いますが、「こどもちゃれんじ」とは、キャラクターのしまじろうがお歌を歌ったり、お姉さん、お兄さんと子供達が一緒に知育遊びをしているDVDと、その月齢に合った知育玩具が毎月届くという通信教材システムです。
というわけで、入会してからすぐに、メインキャラクターであるしまじろう人形が我が家に届きました
その頃は赤ちゃんだったし、リザードンも最初はそんなに気にしている素振りは見せなかったのですが、2歳ごろだったかな?気づいたら、しまじろうは必ずリザードンの片手に抱かれ、どこへ行くにも連れて行く、相棒のような存在になったのです。
そんな相思相愛、ラブラブな絶頂期に、なんと、大事な大事なしまじろうをなくしてしまうという事件が起こったのです。
家族であるショッピングセンターに行き、帰りに私の実家に寄って帰る予定にしていた私たちは、買い物を終え、実家に着いたときに、リザードンから
「ちまじろうがいない・・・」
えええええーーーー!!!!!
もう、特にこの時期のリザードンは、しまじろうがいるだけで情緒が安定していた部分もあったので、このしまじろう様(急に)がいなくなられると、それはそれは大変なことになるわけですよ。
私の母は、
「もう今日は遅いし、ショッピングセンターに電話して探してもらって、あったら後日取りに行ったら?」
と言いましたが、
いやいや、母さん、何をおっしゃいますかと。このしまじろう様がいらっしゃらないと、おそらくリザードン大暴れのため、今日私は寝れません、なので、今すぐ!!行って来ますわーー!!
と、実家に着くやいなや、ピストンのごとく、またショッピングセンターに向かいました。
運転中も
「あぁ、神様、どうかしまじろう様がいらっしゃいます様に・・・」
と祈りまくりました。
ショッピングセンターに着いてから、まず落とした現場であろうトイレに行き、くまなく見回しましたが、しまじろう様はそこにはおらず。
総合カウンターで聞いてみると、それなら落とし物センターに問い合わせてみますね、とすぐに問い合わせてくれました。
その間の私といったら、
なかったらどうしよう、いや、あるはず!!!!
の狭間の感情により、多分目がバキバキに充血してたと思います。
受話器を置いた受付の方が、
「お人形、あるみたいですよ」
ぬおおおおおーーーーー!!!神様、仏様、ありがとうございますーーーー
こんなに神に感謝したのは人生で初めてだったと思います。(ほんとに!)
というわけで、しまじろう様は無事にリザードンの元へ帰ってきました。
リザードンが成長するにつれて、しまじろうに対する愛は一番ではなくなっていったけど、なんとなく小学校上がるぐらいまでは続いてたと思います。
でもやはりその後は、全く触れもせず、他のぬいぐるみと一緒に置かれて、しまじろうは遊ばれることもなく。
トイストーリーみたいにちょっと切ないお話だけど、そりゃ誰しも大きくなるにつれて、オモチャやお人形とは遊ばなくなりますもんね。
成長の証だよね、とは思いつつも、個人的にとってもお世話になったしまじろうには
こう伝えたい。
DEARしまじろう様、
私は、あなたにたくさん助けてもらいました。
今までありがとう