42歳。専業主婦。3人の子供のお母さん。
「3人も子供がいて幸せね」とか、「お金に困ってないこと自体幸せよ」とか、周りの人たちはいつもそう言っていました。
そうか、そうだよね、私ってそういう風に見えるんだ、そうだよね、私って幸せなんだよねー、と思ってたけど、でも。
私の心の中には、いつも底知れぬ不安と不満が常にありました。
でも、それがなぜなのか、その不満はどこから来るのか、なんで私は幸せをちゃんと感じられないのか、いっつも心のどこかで苦しさを抱えて生きてきた気がします。
息子のことを書こうと始めたブログですが、まず私のことを先に書こうとふと思って、最初の投稿を私について書くことにしました。
私の幼少時代は、これまたはたから見ると何不自由なく育てられたお嬢さんだったと思います。
父は厳しく、母は優しい、言うならば典型的な昭和の家庭だったと思います。
ただ、私の父はとにかく厳しかった。
「挨拶をちゃんとしろ」「なんでも1番を取れ」「女は愛嬌だ」etc...
そんなわけのわからない(笑)厳しい父に育てられた私はいつの間にか父の顔色ばかりをうかがう女の子になりました。
でも、それでも父からは愛情を注いでもらったし、家族仲はものすごくいいし、困ったことはないしで普通に過ごしてきました。(まぁものすごい反抗期はありましたが)
ただ、10年前に初めての出産、そして子育てが始まってからそれはそれはいろんな困難にぶち当たり、そこから私のずーっと潜めていた不満、不安がどんどん大きくなってきたんだと思います。
息子が発達障害と診断された時も「お父さんは何て思うだろう?」「この子をちゃんと愛してくれるのかな?」と、気がついたらそういう視点で考えてる自分がいて、ものすごく苦しかった。
だから全然子育ても楽しくなかったし、いつも苦しい、これは修行だ!と思って、ものすごく苦しみながらやっていたんだと思います。
そんなこんなで、うっすらと私の中で「解決しないといけない問題」があることには気付いてはいたけど、そこに触れるのが怖かったし、余裕もないし、とりあえず今は目の前のことをちゃんと取り組まないと!っていう気持ちで走ってきました。
でも
最近それが解き放たれたんです。
そのきっかけをくれたのは20年来の親友でした。
諸事情により彼女と久々の喧嘩をし、そこで彼女が私の根っこにある問題点に導いてくれたんです。
それはずっと私の中でも気付いていたこと、でも怖くて直面したくない、でもどうにかして自分で解決したいこと。
父を許すこと。
「私」を愛すること。
そしてそれができるように実際に力を貸してくれたのが、息子を通して、あるきっかけで知り合った女性でした。
彼女はコーチングなどで、人間が本来持っている豊かさに気付けるよう、そこに導いてくれる手助けをされています。
彼女とのセッションはとても感動的で、ある意味刺激的で、そしてとても穏やかな時間でした。
その瞬間から、今まで当たり前に私の周りにあったものたちが、とてもとても愛おしく感じました。
どうして私は気づかなかったんだろう、涙が止まらず、自分にごめんねを何度も言いました。
豊かさや幸せってすぐそばにあるじゃんって思うと心がほわんと暖かくなるんだということ。
42歳で初めて知りました。
ちなみに親友はそんな私を見て「生誕祭じゃ!祭りじゃ祭りじゃ!!」と喜んでくれています。笑
というわけで長々と書きましたが、ざっくりこれが最近の私に起こった素敵な出来事。
みなさま、良い1日を^^