滋賀心理カウンセリングです。
ちょっとご無沙汰ですね。
良い感じに忙しくしておりました。
さて今日はコラム執筆のついでと言ってはなんですが、多くの人の励ましになればいいなーと思う抜粋の羅列をお届けしようと思います。
■誰かに嫌われたからといっても、必ずしもあなたが間違っていたり、悪い訳ではない場合もある。人に好かれようが嫌われようが、正しいと思うことを貫きましょう。誰に何人に好かれようと嫌われようと、それは単なる現象に過ぎません。また誰かと知り合い、その誰かには好かれると思えば気楽に過ごせるでしょう。
■自分らしく、自分が正しいと思う生き方が正解です。他人の感情や思惑に振り回されるのではなく、あなたの感情で「楽しい」かどうかを軸にして生きるべきです。誰にも迷惑をかけず、誰にも嫌われない生き方はありえない。わざと他人を傷つけるようなことさえ避ければ、何をしてもいいのですよ。そう考えればマイナス思考やネガティブになるのは損だと思えるでしょう?
■悪口を言うようなヒマな人に構うほど、あなたはヒマではない。悪口を言う人は健全に努力できなくて人のせいにする臆病者です。相手にしてはいけません。同じく、あなたも人の悪口や批判を思う必要もありません。もっと楽しいことを探して、増やして生きましょう。
■耳の痛い話を聞いて、自分のことだと思える人は問題のない人です。何を聞いても「あの人のことだ」とか「自分のことではない」としか思えない人は、自分を振り返ることのできない問題のある人です。あなたは傷付きやすいかもしれないけれど、それは改善できる人の証明です。
■もう自分を責めなくていい。自分が悪いと思える人に、本当に悪い人はいない。自分を責めて落ち込みやすい人に必要なことは、落ち込むよりも自分を改善することです。大丈夫、優しいあなたならできる。そう思えばできるんです。
といったところで滋賀心理カウンセリングでした。
ではまた次回。
滋賀心理カウンセリングです。
年々、一年が過ぎるのが早くなっているような気がします。
なんだかんだとバタバタしていたらブログを書くのがご無沙汰になっていて、はや2023年が明けてしまいました。
今年もよろしくお願いします。
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2022年はどんな年だったでしょうか。
当カウンセリングルームとしてはやはり改めて相変わらず人間関係または『人間関係が苦手な自分』といったテーマの相談者が多かったです。
その中でも目立った種類は、ASD男とAC女です。
ASDは発達障害の中の一種で、一昔前まではアスペルガー症候群と言われていた特徴です。
程度は人によるとして、ズバリ言えば『コミュ障(コミュニケーション障害)』ということですね。
人の気持ちがわかりにくい。空気が読めない。我が強い。大事な人を大事にできない。しているつもりで足りていない。解り合えていない。などです。
モラハラ夫や自己中彼氏といった感じです。
みんながみんな発達障害とは一概に言えませんし、社会人として大問題かというともちろん人によるし生き方にもよるので、あまりヒドい言い方で病的な表現はしたくないのですが。
※そもそも発達障害は病気とは違うものなので、治る・治すという言い方でもありません。
これに対して
ACはアダルトチルドレンの略ですが、当てはまる女性が多いんです。
育った家庭環境に於いての愛情不足(と感じてきた)が原因ですが、恋愛に没頭しすぎる。
好きになると彼氏・夫に合わせすぎる。我慢しすぎる。ムリをしすぎる。そして疲れて平常心を崩す。
しんどいですね。
振り回す男と、振り回される女。
振り回す方は初めは優しい。徐々に我が出てきて、ワガママに際限がなくなって、女性のことを思いやれなくなっていく。
振り回される方は最初は新鮮で楽しい。必要とされてるようで嬉しい。けれど(いいように使われてるだけ?)とか(この人おかしいような)とか思うようになり
(なんで私がこんな目に)と思いながらも(でも好きだから)で離れられない。見捨てられない。
だから男がもっと調子に乗っていく。
そもそも女性としては捨てられたくない、見捨てられたくないという気持ちが強いので、捨てる、見捨てるが選択肢にない場合が多いです。
男の方は見切りをつけたように、初めは好きだったハズなのに、どうしてそこまで冷たくなれるのか、厳しくなれるのか、なんで試すのかと、勘違いした支配欲や征服欲、マウンティングばかりになっていきます。
女の方は嫌なことを言われても、されても、おかしい気がしてもなぜか受け入れることを続けてしまう。
もちろん男性も女性も度合いがありますし、みんながみんなこんな感じではないですが、極端に説明するとこういった関係性になるまでお互いが相手に甘えたり依存したりが続いてしまって
そのうち女性に限界が来て「もうムリです」「限界です」「体調に異変が」「生理も乱れて」「しょっちゅう泣かされて」「ケガまでさせられて」「友達も離れていって」「親から別れなさいと言われて」など
堰を切ったように今まで頑張りすぎていた思いを吐き出します。
そしてみんなが同じことを聞きます。
「これっておかしいですか?」
おかしいですよ。とっくに。
カサンドラ症候群という、『コミュ障に振り回された(ている)相方』の状態です。
相手方に話をしていって変わってくれる場合もありますが、大体の場合はすでに関係回復は難しいことが多かったり、相手方はそもそもそういう人ということもあるので、残念ながら別れることを勧める場合がありますし、
別れることを意識しだしているからこそカウンセリグに来る人も多いです。
どうすればこんなにも我慢しなくて済んだのか。
どうして相手をここまで調子に乗らせてしまったのか。
いろんな話をします。
できるだけ夫婦(カップル)の関係性を改善しようとします。
別れたい場合には背中を押します。
カウンセリングルームでは毎日いろんな話があります。
※関係性や内容は個人差があります。
※男女が別の場合もあります。
人間関係にお困り、お悩みの方は滋賀心理カウンセリングへどうぞ。
それでは、改めまして今年もよろしくお願いします。
滋賀心理カウンセリングでした。
滋賀心理カウンセリングです。
マスクはしてますが、かわいい顔してる感じの女性26歳のお話です。
草津さん(仮)は、恋愛依存というか、俗にいう「男がいないとダメなタイプ」の典型らしく、半年に1回ぐらいのペースで4年ほど前から通ってくれています。
最近も来てくれました。やはり男性についてです。
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私「元気にしてましたか?」
草津さん「先生ちょっと聞いてくださいよ!また私ヤリ捨てられたかもなんです!」
私「えっ、また?どしたの?」
草津さん「先週の日曜日に初めて会った相手とね、連絡がつかなくなったんです」
私「初めて会ったって、どうやって知り合ったん?」
草津さん「あの、マッチングアプリで・・・」
私「アカンってずっと言うてるやんかぁ・・・」
草津さん「そうやけど、でもやってまうんですよー」
私「それで、どんな人?」
草津さん「守山に住んでて、28歳の男前」
私「そっか。ほんで、会うまでにメール?LINE?で仲良くなって、先週の日曜に会ってきたと」
草津さん「はい♪」
私「会ったのはいいとして、初対面の日にヤッたん?」
草津さん「はい♪」
私「それがアカンって・・・」
草津さん「だってぇ・・・」
私「せっかくかわいい顔してるし、黙ってたらモテるタイプやのに、そんな軽いことしたらアカンって言うてるやん」
草津さん「そうなんですけど、なんか、ヤリたい感じで来られたら、断ったら嫌われるかなって思ってしまって・・・」
私「うーん。もしホンマに運命の相手なら、初対面の日にヤッても別にいいかもしれへんけど、普通は続かんよ?」
草津さん「うん」
私「実際、初めて会って、ヤッて、それ以降もう連絡つかへんのやんね?」
草津さん「うん」
私「ほら見てんよ」
草津さん「私、なんかアカンかったんかなぁ」
私「見た目か趣味か話の内容か、何かが合わんかったんかもしれへんけど、でもそういうことじゃないよ?」
草津さん「そういうことじゃない?」
私「マッチングアプリで知り合って、初対面の日にヤる女の子に惚れる男はそうそうおらんよ?」
草津さん「えー、でも今まで彼氏できたことありますよ?」
私「それはキープの意味じゃない?」
草津さん「セフレ?」
私「うん。たぶんね。ってか真面目に付き合ったつもりでも、初めが二人とも軽いから続かんのが普通やと思うよ」
草津さん「それはまぁ、確かに」
私「決め付けたらアカンけど、真剣になりようがないんちゃうかなぁ・・・」
草津さん「え、先生やったら初日にヤることはない?」
私「んー。というより、そういう相手には絶対に惚れへん」
草津さん「なんで!?」
私「だって、どこの誰とも知らん相手と、仲良くなれるかどうかもわからへん初日にヤるって思うと、浮気するんやろなーとか、また簡単に相手探すんやろなーとか思ってしまうもん」
草津さん「・・・それはまぁ確かに」
私「草津さんも自分で言ってたやん。マッチングアプリで付き合った相手はみんな浮気するって。それどころか、そもそも彼女とか奥さんがおる時も平気であるって」
草津さん「そうなんですよね・・・」
私「だからやめときって。出会い方がそれでは、もしえぇ男がおってもえぇ男じゃなくなってしまうんよ」
草津さん「そうなん?」
私「どっちもが軽いから。知り合い方が。ただでさえ離婚率が38%、3組に1組は離婚するって言われてる中でも、マッチングアプリと結婚相談所は離婚率めっちゃ高いんよ?」
草津さん「え、3組に1組以上?」
私「うん。というかマッチングアプリなんか結婚までいかん場合が多いから、離婚率というより別れる率というか、成立しない率かな?」
草津さん「あ、そう言われたらそうやね。付き合う確率が低い。長く付き合える確率が低い。じゃあそもそも結婚できる確率めっちゃ低い。しかも離婚する率も低いってヤバいやん」
私「もちろんちゃんとした人もいると思うよ。男も女も。それに、マッチングアプリでも使わんと出会う機会がないってのもわかる。やけど、あまりにも軽い人が多いのも現実なんよ」
草津さん「じゃあ私はどうやったら彼氏ができるん?」
私「いや、そもそもなんでそんなに彼氏がほしいん?その時点で弱味があるようなモンやで?」
草津さん「え、寂しいから?」
私「それは、付け込まれるって・・・。相変わらず応援より心配が勝つわ・・・」
草津さん「でも、じゃあどうやって普通は彼氏できるん?」
私「まず普通に知り合って、よく話すようになって、気になるようになって、好きになって、気持ちを確認して、両想いなら付き合うようになって、付き合ってみて仲良くなれそうって確認していって、『この人とならずっと仲良くおれる』と思ったらそこで初めてヤッてもいいな、やで」
草津さん「え、私めっちゃ軽いやん」
私「言うてるやん」
草津さん「出会った初日にヤるってアカンやん」
私「だから言うてるやん」
草津さん「そっか。じゃあ先生は私のこと絶対に好きにならへんってこと?」
私「そう!顔とか性格とかじゃなく、そのヤるまでの早さがダメ。ってか逆に考えてみ?」
草津さん「逆に?」
私「マッチングアプリで知り合って、初めて会ってみて、初日でヤるやん?ほんで『私で何人目?』って聞いて何人目ならOKと思うん?」
草津さん「理想はできるだけ少ない方がいい」
私「そやろ?草津さんは正直どれぐらいなん?」
草津さん「え・・・えーっと・・・」
私「いやいや。えーっとなったらアカンやん(笑)相手がえーっとって数えだしたら嫌じゃないん?」
草津さん「あ、嫌やわ(笑)というかマッチングアプリやりまくって誰とでも会って初日でヤる男が嫌やわ(笑)」
私「そやろ(笑)」
草津さん「うわ、なんかショック・・・。でも実際そうやわ」
私「いまどきの知り合い方でマッチングアプリって普通やし、そんな軽くない人もおると思うけど、でもやっぱ言い方を変えただけで出会い系な訳やん?ほんの何年か前までは恥ずかしくて言えへんかった知り合い方なんやで?」
草津さん「それ親に言われたことある・・・」
私「えぇ男とちゃんと付き合いたいんなら、せめて簡単にヤッたらアカンよ」
草津さん「・・・はい。言うこと聞きます・・・」
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というお話がありました。
方法論としては理解できるし、それが普通な時代ではあるけど、でもやっぱり心配が尽きない形なのも現実です。
うるさく心配&応援してあげるのがいいんだろうなぁと思います(笑)
滋賀心理カウンセリングでした。