ネット上で反対意見を見つけた。
1)は松山大学の教授の論調。現時点でのJR在来線、高速バスについての比較がある。
以下・は本文からの抜粋。
・2017年に四国新幹線整備促進期成会が結成されており、実現に向けて様々な行動を起こしている。期成会の会長は、例によって四国電力会長である。四国新幹線の実現を目指す経済界、行政関係者も、さすがに海峡トンネルを掘削しては採算が取れないことは理解している。最も実現可能性の高い案としているのが、松山―高松―徳島間および岡山―高知間の2路線のみの建設で、期成会では費用便益比がこの場合1.03と試算している。様々な案の中で、この計画のみ便益の方が上回ることになっている。整備延長302㎞、概算事業費1.57兆円、経済波及効果169億円(年間)との試算結果が公表されている。
・いずれにせよ、ルートすら未定で、これから調査し、設計、土地買収、建設と進めていくとすると、今、着工が決まったとしても完成するのは20年先、30年先である。その時、四国はもちろんのこと、日本全体がかなりの人口減少にみまわれているはずである。苦心して作った数字であることが透けて見える費用便益比1.03などという数値は、意味をなさなくなる。
↓ここに構想の元がある。
四国には各県に空港がありLCCを活用すれば5千円程度で東京近郊にに行けるため、まだ新たな交通手段が要るか?と思ってしまう。
2)88partners というブログの「瀬戸大橋は新幹線対応だった!」
・四国新幹線は本当に採算が成り立つのか。
まさにそこだと思う。
現時点では、JR四国は基金を取り崩しながら赤字運営を続けているということだが、税金頼みの四国新幹線を通したところで、採算性がないのであれば、現行の在来線経営と何ら変わらないのではないだろうか。