体脂肪を減らすことが

スポーツのパフォーマンスを上げることは

前述の記事体脂肪は悪者か?

で書きました。

 

では

実際に体脂肪を減らすのに食事制限をすれば良いのでしょうか?

確かに食事量を制限すれば体脂肪は減ります。

 

しかし

体脂肪を減らすことだけにフォーカスをすると

必要な栄養素やカロリーも不足する可能性がある

ということです。

 

筋肉量を増やすにはオーバーカロリー

体脂肪を減らすにはアンダーカロリー

の原則があるので

 

筋肉量は増やしたい

でも

体脂肪は減らしたい

となるとどうすれば良いのか?

という疑問が生まれます。

脂肪と聞くと

あまり良いイメージはありません。

 

実際

脂肪が多い⇒体脂肪が高いと

パフォーマンスにどのような影響を及ぼすのでしょうか?

 

体脂肪を疑似的に

3%・6%・9%と増やして

・折り返し走(5mを4往復した際の所要時間)

・シャトルラン(10mを2往復した際の所要時間)

・反復横跳(1m間隔の3本の平行線を横に跳んでまたぐ動作を20秒間に反復できた回数)

・30m走(30mを走る所要時間)

この4つを比較した研究があります。

 

結果は

種目によって差はあるものの

体脂肪が増えた(疑似的)方が

パフォーマンスが低下することが分りました。

 

野球に限らず

スポーツでのパフォーマンスを上げようと思えば

体脂肪を減らすことが重要です。

 

 

日本人男性の平均身長と体重

26~29歳 171.0㎝ 69.5㎏

プロ野球選手(投手)の平均身長と体重

※非公式

181.0±5.1㎝ 84.5±7.1㎏

 

こうして平均を比べてみると

プロ野球選手は一般男性と比べると

体格に恵まれていることが分ります。

 

しかし

単純に大きければ良い

というわけではありません。

 

同じ80㎏でも

脂肪が多いのか筋肉が多いのかで違います。

当然

筋肉量が多い方が良いです。

 

そこで

除脂肪体重=体重(㎏)-体脂肪量(㎏)

という数字が参考になってきます。