「SUPERNOVA」の大人気スピンオフ・ユニット「Funky Galaxy」特別インタビュー【後編・新曲について】

 

 

第2回目となる今回は、新曲「Sketch」について伺います。

 

――前回のシングル「Cassette」に続き、「Sketch」もゴニルさんが作詞作曲を手がけました。どんな思いを込めて作りましたか?


ゴニル 日本デビューする前だから約10年前のことかな、渋谷のスクランブル交差点ですれ違った女性にひとめ惚れしたことがあるんです。信号が変わって見失ってしまったんだけど、一緒にいたメンバーにそのことを話していたくらい心に残っていて、その経験をいつか曲にしたいと思っていました。ただ普通の“I love you”なラブソングじゃFunky Galaxyっぽくないと思ったので、曲作りのときTrackを保存する際に使う“Sketch”というタイトルで、愛の表現をしようと思いました。

 

――グァンスさんとジヒョクさんが、初めて聞いたときの感想はいかがでしたか?


グァンス 好きな女性に対するアピールを、絵を描く「Sketch」という表現にしたところが素敵だなと思いました。個展を開いたくらい絵を描くのが得意なゴニルだからこその発想が面白いし、すごく素敵なラブソングだと思いました。
ジヒョク(やや棒読みっぽく)いい曲だなあと思いました。
ゴニル なんか無理に言わされてる感じしますよね(笑)。
ジヒョク いや、ホントにホントに(笑)。

 

 

――でも前回の「Cassette」の制作中は、ゴニルさんがお二人に曲を送って感想を聞いたのにリアクションがなかったとか?


ゴニル 今回の曲も“Sketch・A”、“Sketch・B”と少しづつ変化をつけて、Eパターンまで作ってるんですよ。で、二人に「最後のEパターンはどう?」って聞くと「いいね」って言うんだけど、その前のA~Dパターンは聞いてないんです(笑)。
グァンス 前回について言えば、ちょうど舞台の仕事で忙しかったんです(苦笑)。
ゴニル グァンスくんはいつかはちゃんと聞くけど、一度にまとめて聞くタイプの性格なので送るたびには聞いてくれないんです。ジヒョクは基本、ゴニルに任せるって人だし、「僕が何か言ってもふたりで決めるでしょ」って言う(笑)。でも今回の「Sketch」はツアー中に作っていたので、楽屋で、仮歌ができるたびにジヒョクの耳もとでずっと歌っていました。
3人(爆笑)
ジヒョク めんどくさい~(笑)。僕、ライブの準備もあるのに~。
グァンス 僕はほっといてました(笑)。完成したら送ってくれるし、何回も修正するのは当たり前だから。最初にゴニルから「責任もって一生懸命作るから信じてくれ」と言われていたし、本当に信じているので、その約束を守るためにも僕は途中でいちいち突っ込みたくないと思って。表現者としてゴニルなりの考えがあるはずだし、僕の性格的にも完成するまでは何も言いたくないんです。逆に僕がゴニルだったら、まだ完成してないときからいろいろ言われたら不愉快に思うだろうから。
ジヒョク 僕、経験あります。ゴニルが「どう思う?」ってずっと言ってくるから、何も問題なかったけど、わざと「ココがおかしくない?」って言ったらちょっと機嫌が悪くなった(笑)。それ以来、もう言わないです(笑)
ゴニル その一回だけです(笑)

――ダンスも楽しみです。「Cassette」はクールで激しいダンスでしたが、「Sketch」はどうですか?
ジヒョク 「Cassette」のダンスは、これまでのSUPERNOVAの楽曲も含めて、いちばんハードでした(苦笑)。今回の「Sketch」も、曲も素敵だけどダンスもいいんですよ。BTSの振付けもしているチームに作ってもらったもので、ぜひ見てもらいたいです。
ゴニル より歌詞の内容に合ったダンスを作ってもらいたかったので、まずは韓国語で歌った音源を送りました。歌詞に合っているほうが見てくれる人たちも楽しめるし、それがパーフェクトだと思うので。彼らもアーティストとしてこだわりを持っているので、「この振りのときは笑顔で踊ってください」と言われたり、細かいところまでこだわって作り上げてくれました。今のK-POPのレベルの高さを感じましたね。
ジヒョク 3日間しかレッスンできなかったのは、いちばん大変でした。10年間やってるので覚えるのは大丈夫なんだけど、今回はグルーブ感がちょっと違うので……。
グァンス 僕は覚えるのが遅い方なので、3日間しかないのがプレッシャーでした。新しいスタイルのダンスに見えるかもしれないけど、振付けを担当したチームの1人はSUPERNOVAのダンサーでもあり、僕はもともと彼のダンススタイルが好きだったので個人的にも好きなダンスに仕上がっています。

 

 

――特に「Sketch」のどんなところに注目して聴いてほしいですか?


ゴニル すべてのアーティストがそう願っているように、僕らもタイムレスな楽曲を残したい。5年後も10年後もいつ聞いてもいいよねって思えるような楽曲を皆さんに届けたいと思っています。CLASSY.ONLINEの読者の皆さんにもぜひ聞いてもらいたいし、きっと何度も飽きずに楽しめる曲だと思います。誰にでもあるような、ひとめ惚れの経験を歌ったラブソングなので、ぜひその相手を思い浮かべながら聞いてください!

 

 

最終回には、CLASSY.読者と同世代でもあるFunkyGalaxyの3人に“こんなスタイルの女のコと付き合いたい!”と思うファッションを教えてもらいます!

 

3人のカメラがめちゃいい感じ~

ありがとうございますラブラブ