北辰テストの勉強法【国語】 | 志英館ブログ|こちら坂戸市の総合進学塾 志英館です。

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シリーズ最終章

北辰テストの勉強法【国語】

≫≫≫第1弾【英語】はこちら
≫≫≫第2弾【理科】はこちら
≫≫≫第3弾【社会】はこちら
≫≫≫第4弾【数学】はこちら


1.傾向と対策
平成26年9月(第4回)より
北辰テストの国語は
大問5問で構成されています。

大問1は小説(文学的文章)
大問2は漢字・語句・文法問題
大問3が説明文(説明的文章)
大問4が古文の読解問題
大問5が作文

配点も問題形式も
公立高校入試を意識したものになっています。

【1】
文章読解(文学的文章)
5問 25点

【2】
漢字・語句・文法
9問 22点

【3】
文章読解(説明的文章)
5問 25点

【4】
古文読解
4問 12点

【5】
作文
1問 16点


2.学習の取り組み方
大問【1】【3】の
文学的文章と説明的文章の文章読解は
例年問題文だけで
あわせて約4,000文字と
文章量がかなり多くなっています。

本文からの書き抜き問題が出題されるので
問題文を読まずに解いても
高得点はとれません。

そのため
「速く」「正確」に読むことが
大切になります。

「速く」「正確」に読むためには
毎日の音読と読書が必要です。

また、公立高校入試を意識して
「○○字以上○○字以内で書きなさい」という形式の
記述問題も必ず出題されています。

この形式の問題への対策として
記述に特化した問題集などを利用して
数多くの問題に触れておきましょう。

漢字・語句・文法は
単純暗記が得点につながります。

全部で13点と配点が高く
失点が許されません。

志英館では
夏期合宿中に知識事項の総チェックを行ないます。

また
漢検3級~準2級相当の漢字が出題されているため
検定の取得も得点に直結します。


3.アドバイス
問題を解答する順に気をつけましょう。

配点が高く
また
得点に結びつきやすい問題を
先に解きましょう。

 [解答順番]
1.漢字・語句・文法
2.作文
3.文章読解(説明的文章・文学的文章)
4.古文

また
これだけの問題数を
50分で解くには
時間配分に気をつけなければなりません。

本番の試験を想定して
何度も練習しておきましょう。


4.高得点の秘訣
まずは
文章読解が解けるようになること。

しかしそれ以上に
暗記できていれば解ける問題を
落とさないことです。

特に漢字・語句・文法、作文は
必ず出題されますが
配点が全部で38点です。

日々の反復練習が必要です。

作文については
基本的なパターンが作れれば
確実に点数が取れます。

苦手意識から
作文を書かないことは
大きな損失です。

◆作文で満点をとれた場合と
とれなかった場合の比較
(昨年12月テストを参考)

   作文なし 作文あり
得点  50点 → 66点
偏差値 45.4 → 55.3

得点  60点 → 76点
偏差値 51.5 → 61.7

得点  70点 → 86点
偏差値 57.9 → 68.1

◎作文をしっかり書けた人と
書けなかった人では
偏差値10の差開きます。