「活動がないと聞いたから君たちに箱の捜索をお願いしたいんだ。」
フラグが立ってる気がするのは自分だけだろうか?
と言いたかったのを抑えた。
さとっちの言うことが本当なら棘の箱は本当に存在する…
「…再び悲劇がおきる前に、ね。」
そのあとのことはよく覚えてない。
気づいたら家の前で、彩介と別れてた。
なにか会話をしていた気もする。だけど覚えてない。
怖いんだろうか?・・・よくわからない。
ただただなにもせずに時間がすぎていくのを待つだけ。
そして希愛は眠りについた。
目を覚ますと教室にいた。
窓の外は灰色の空。だが雲は一つもない。
こんな空は初めて見た。
「のーあーちゃん!」
素っ頓狂な声が聞こえた。
懐かしい声。もう彼女とは何日あっていなかっただろうか。
「舞美…ちゃん?」
中野舞美。元探偵部。
元探偵部だが、実際部員だったのは始業式から゛あの出来事゛がおきるまでの約1ヶ月。
とくにその出来事に関わっている希愛は、この上ないぐらいの嫌な予感がしていた。
最悪の展開になるという予感が……
「希愛ちゃん。ゲーム、しよ?」
「舞美ちゃん、えっと、その… 怒ってる…よね。」
「うん、そうだよ。私だけ、私だけ取り残された。」
「ずっと、伝えたかったの。私は舞美ちゃんが…」
「聞きたくないよ。だってどうせ私が傷ついたっていう過去は変わらないもの。だから希愛ちゃん、私と遊ぼう?」
ショックだったのかなんなのか、どんどん意識が薄れてく。
「今夜、待ってるから、みんなで遊ぼうね?」
目の前が真っ白になる。気づけばまだ部室にいた。
ソファの上だ。
「…うそ。」
「希愛ちゃん、珍しく寝ちゃってたね?どうしたん?」
苺ちゃんが心配そうに此方を覗いている。
「…全部夢だったの?」
「へ?」
「ねぇ、苺ちゃん、私っていつから寝てたの?」
「んと、部室入ってきてすぐソファに転がって…」
夢にしては夢というかんじがしなかった。
「まさか、本当に棘の箱が…」
「棘の箱?なんのこと?」
「ううん、なんでもない。」
今夜、なにかがおきる。だがここでそれを伝えたとしても、何も変わりはしない。
仕方がないのだ。自分が舞美になにもしてあげられなかったのがいけないのだ。
舞美は゛みんな゛と言っていた。それはおそらく探偵部員で、彼らを巻き込むのであろう。
それだけは絶対に許せなかった。
「今日も誰も来なかったよ。」
苺が残念そうに言った。
「そっか…」
「彩介、したで待ってるよ、一緒に行こう?」
「うん。」
返事をして部室をあとにした。
フラグが立ってる気がするのは自分だけだろうか?
と言いたかったのを抑えた。
さとっちの言うことが本当なら棘の箱は本当に存在する…
「…再び悲劇がおきる前に、ね。」
そのあとのことはよく覚えてない。
気づいたら家の前で、彩介と別れてた。
なにか会話をしていた気もする。だけど覚えてない。
怖いんだろうか?・・・よくわからない。
ただただなにもせずに時間がすぎていくのを待つだけ。
そして希愛は眠りについた。
目を覚ますと教室にいた。
窓の外は灰色の空。だが雲は一つもない。
こんな空は初めて見た。
「のーあーちゃん!」
素っ頓狂な声が聞こえた。
懐かしい声。もう彼女とは何日あっていなかっただろうか。
「舞美…ちゃん?」
中野舞美。元探偵部。
元探偵部だが、実際部員だったのは始業式から゛あの出来事゛がおきるまでの約1ヶ月。
とくにその出来事に関わっている希愛は、この上ないぐらいの嫌な予感がしていた。
最悪の展開になるという予感が……
「希愛ちゃん。ゲーム、しよ?」
「舞美ちゃん、えっと、その… 怒ってる…よね。」
「うん、そうだよ。私だけ、私だけ取り残された。」
「ずっと、伝えたかったの。私は舞美ちゃんが…」
「聞きたくないよ。だってどうせ私が傷ついたっていう過去は変わらないもの。だから希愛ちゃん、私と遊ぼう?」
ショックだったのかなんなのか、どんどん意識が薄れてく。
「今夜、待ってるから、みんなで遊ぼうね?」
目の前が真っ白になる。気づけばまだ部室にいた。
ソファの上だ。
「…うそ。」
「希愛ちゃん、珍しく寝ちゃってたね?どうしたん?」
苺ちゃんが心配そうに此方を覗いている。
「…全部夢だったの?」
「へ?」
「ねぇ、苺ちゃん、私っていつから寝てたの?」
「んと、部室入ってきてすぐソファに転がって…」
夢にしては夢というかんじがしなかった。
「まさか、本当に棘の箱が…」
「棘の箱?なんのこと?」
「ううん、なんでもない。」
今夜、なにかがおきる。だがここでそれを伝えたとしても、何も変わりはしない。
仕方がないのだ。自分が舞美になにもしてあげられなかったのがいけないのだ。
舞美は゛みんな゛と言っていた。それはおそらく探偵部員で、彼らを巻き込むのであろう。
それだけは絶対に許せなかった。
「今日も誰も来なかったよ。」
苺が残念そうに言った。
「そっか…」
「彩介、したで待ってるよ、一緒に行こう?」
「うん。」
返事をして部室をあとにした。