今日は、プロジェクトの最終発表会でした。
10月から始まったシリコンバレー型起業演習の集大成に向けて、各チーム沢山話し合いを重ねてきました。

ゲストには、株式会社インソースにて代表取締役を勤める舟橋孝之さん、株式会社ミテモにて代表取締役を勤める澤田哲也さんをお招きしました。



様々な事業家の方の経験や、それに伴うビジネスプランニングの方法や考え方、説得力のあるプレゼン方法を授業を通して学んだことで、どのチームも初回の発表から見違えるほど、ビジネスの全体像がはっきり見える発表となりました。
そして、激戦のすえ、チームCのOver the-76が総合優勝となりました。おめでとうございます!



今回で授業は終わりますが、シリコンバレー型起業演習を「ただの大学の授業」で終わらせるのではなく、「将来に向けてのキャリアアップ」の機会とし、これからの自分の将来に向けて役立てていきたいと感じました。




前期で「ソーシャル・ビジネスプランニング」を受けていましたが、「シリコンバレー型起業演習」は、より自由度と裁量権が高まったと感じました。その分、自分たちで決めていかないといけない部分が多く、様々なトラブルもありましたが、より社会に近い立場でビジネスを立てる経験が出来てとても面白かったです。この授業で学んだことを将来に役立てていきたいです。

各チームインタビューやプロトタイプのブラッシュアップに積極的に取り組んでいて、学びの多い発表会でした。私たちのチームは自分達の困り事ベースでプロジェクトを進めましたが、ビジネスに落とし込むためには利用者のことだけでなく出資者のことも考えなくてはいけないので、そういった視点が組み込まれていたらもっと実現可能性の高いプロジェクトになっていたかなと思いました。プレゼンの手法も各チームの個性が現れていて、とても参考になりました。

元々起業部で起業関係について学んでいたことがありましたが、今回の授業でデザイン思考という新しい観点からの考え方を実践的に学ぶことができました。自分たちのチームは社会課題といったものではありませんでしたが、他チームかそうした課題に取り組んでいるのを見て、そうしたみんなが解決したいと思っているけど解決できていないような社会課題についてより一層取り組んでいきたいと感じました。

今回はABAKAMの代表取締役社長を勤める松本直人氏にご講演をいただきました。

ベンチャーキャピタルのお話みならず、時事も絡めた興味深い講演で、学生からの質問にも親身に答えていただき、我々にとって貴重でかつ有意義な時間でした。

 

学生は次週の最終回において各々のビジネスプランを発表します。

そのために必要な事業家、経営家に必要なマインド、またプランニングにおいて重視すべき点など、この講義のみならず、今後の社会での個々の活動においても役立つような内容でした。

 

講義後は自主的に自身のプランを伝えて、助言をいただく学生や、グループ全員で議論を重ねるグループもあり、刺激を受けたことが目に見えてわかる様子でした。

 

以下メンバーコメントです。

 

・実際にベンチャーキャピタルで活躍している松本さんから、スタートアップ企業の目利きについて聞けたのはとても貴重だった。「共感」「感動」を得るか、という視点はスタートアップならではの目利きポイントであるように感じた。(とうもころし)

 

・学生が気づかないような視点方のアドバイスをいただけて良かった。ベンチャーキャピタルに入られた方がどのような動機、思考で仕事をしているかを知る貴重な機会になった。(とうふ)

 

 

 

 

 

今回は各チームがアイデアを発表していく回でした。ゲスト講師としては経営学部から森村先生に来ていただき、各チームと全体に対してフィードバックをいただきました。

 

冬休みを挟んだためか前回の発表からピボットを踏んだ班が多いように感じました。また、以前受けたBMCのレクチャーを活かして収益構造や顧客との関係まで詳しく考えている班も多かったです。どの班もビジネスアイデアがブラッシュアップされており、良い刺激を受けました。

 

森村先生からは各チームの面白ポイントと改善すべき点を教えていただきました。アイデアを考えていく際にはお客さんを惹きつける段階と収益を獲得していく段階の2段階があり、まずは前者をよく考えるようにと仰っていたのが印象的でした。

 

以下チームメンバーの感想です。

 

資金調達や収益化についてかなり詳しく考えている班も増えてきていて、自分たちのグループもフィードバックをもとにビジネスプランについてより具体的に考えていきたいと思いました。(お)

 

最終回が近づくにつれ、どの班もキャッシュフローなどの細かな計画について緻密に練られてきており、とても素晴らしいと感じました。私たちの班も同様に、実際に有用となるようなビジネスプランの作成に向けて、最終調整していきたいと思います。(た)

 

 

今回は、ゲスト講師としてCreative Inc.のCEOである幸村友美氏にお越しいただき、日本とシリコンバレー2拠点での仕事経験や、現代のビジネス環境、キャリアについてのお話しをしていただきました。

まず、「なぜ「イキイキ働く社会」を創りたいか」というテーマについて、幸村さんが10社ほど渡り歩いてきた中で、キャリア目標や自身の精神状態、未知の世界と常に向き合いながら、現在の起業に至るまでの経験をお話しいただきました。次に、「なぜシリコンバレー型起業なのか」について、VUCAの時代とされる現代において、特に「コンフォートゾーン」から出るという意味での自己成長の大切さを伝えていただきました。最後にメッセージとして、「憧れを形にする」というキャリアへの考え方を教えていただき、質疑応答では、新しい世界に飛び込むタイミングやそのための人脈作りなど、参考になるお話しをたくさん聞くことができました。

次回は各チームプロジェクトの中間発表をします。

以下チームメンバーの感想です。
 

激動の転職人生のお話を聞いて、バイタリティの凄さに驚き、憧れを形にできるまで進み続ける姿勢に感銘を受けました。1社目の上司の方がおっしゃられた「絶好調の時に辞めよ」という言葉がすごくいいなと思いました。(左足)


幸村さんのお話の中では転職を繰り返す中で、目標に社外ネットワークを作るということを掲げていらっしゃったのが印象的でした。何かあった時に自分の顔を思い出してもらえるか、そのときにすぐに連絡を取ってもらえるか、またそうなるように信頼を高めることができるのか、などは自分もこれから人間関係を構築していく中で意識しようと思います。(みかん)

 

 

今回は、各チームのアイデアを発表してもらう回でした。

 

回を重ねるごとに各チームともアイデアが煮詰まっており、発表の完成度が高くなっています。

自分たちもより良いものを作ろうと刺激を受ける良い機会になっていると感じます。

 

また、前半ではBMCについてのレクチャーをいただきました。BMCとは、ビジネスモデルを記述、ビジュアライズし、評価、変革するための共通言語のことです。この考え方をもとによりアイデアをブラッシュアップしていきたいです。

 

 

以下、メンバーの感想です。

「私たちのチームは直前に内容を変更したため、考えなければならないことが多くありますが周りのチームに追いつけるように頑張ります!」(ゆ)

 

「収益化や資金調達の方法まで考えられているグループが多くて、アイデアが具体化に近づいているように感じた。」

(F.H)

 

「少し遅れ気味で焦ってきました。

日常の小さい課題から収益化するという点を考えるのはとても難しいですが、チームで頑張っていきたいと思います。」(S)

 

今回は、ゲスト講師として株式会社あわえの代表取締役である吉田基晴氏にお越しいただき、吉田氏がどのように社会課題の解決に取り組んできたのかについてお話していただきました。

講義の具体的な内容としては、徳島県美波町に本社を構えたきっかけや吉田氏自身の経験から課題を見つけて事業にしていること、価値観を変えることの大切さなど、様々なことがありました。これまでの授業で学んだことが実際のビジネスにどのように活用されているのかを知る良い機会になりました。

授業後半は質疑応答の時間で、吉田氏には複数人の質問にお答えいただきました。時間内では収まらないほど多くの質問が出て、吉田氏の活動に関してより深いお話を聞くことが出来ました。

次回はまた違うゲストの方に来ていただいて、チームプロジェクトの発表をします。

以下チームメンバーの感想です。
 

自分の悩みに対して常識を疑うところからはじめ、実際にビジネスにしてしまう行動力があるよりよい良い世の中にするのだなと感じました。(ぽんぽん)

 

実際にビジネスを形成しようとすると、アイデアは浮かんでも収益性や実現性において行き詰まることが多いので、今あるビジネスが成功することがどれだけ難しいかが分かりました。(ぷんぷん)

 

少子化が進んでいる今、一人一人が様々な分野に挑戦していく事が重要である事を学びました。(ずんずん)

 

今回は、先週設定した課題から、解決策のビジネスアイデアまでをまとめてプレゼンし、

その後各チームについて、ゲスト講師の廣川さんより今後のためのアドバイスをいただきました。

特に強調されていたのは、解決方法の中に、自分たちの存在意義や、学生ならではの視点を持つことの大切さです。

後半では、競争戦略やイノベーションについて、激動の時代において、未来を見据えた上でのお話をしていただきました。

ここから、実際にアイデアをプロトタイプにしてテストしていくために、さらなる試行錯誤が必要になってきます。

 

以下、チームメンバーの感想です。

 

課題の中に、チームメンバーのパーソナリティを含めることができたのは良かったと思いました。ただアイデアの部分で、現状存在しているものとの画期的な違いを生み出すことがまだできていないので、何か自分たちならではの発想やアプローチが必要だなと感じています。アイデアの数を出していくことが苦手なので、なんとか沢山考えようと思います。(ペタ)

 

新しいビジネスアイデアを考え始めて、初めて外部の人に見て頂きました。課題の定義づけ(誰がどのように困っているのか)が曖昧だったというような的確な指摘を受け、まだまだ改善の余地があることを実感しました。また学生ならではの強み、という視点は自分にはなかった視点であり、これからアイデアを考えていく上で組み入れていこうと思いましした。(ゆうた)

 

 

 

今回から新チームが発足しました。

興味を持つ社会課題が近い人同士で一から話し合いを進め、来週のプレゼンの準備を進めました。

前回までで学んだデザイン思考を使いながら、より良い最終発表ができるよう各チームで取り組んでいます。

 

以下チームの人の感想です。

 

今回は課題解決のターゲットが広く設定されているため、誰のどんな課題を解決しようか考えるのが大変だった。他のチームメンバーがどんな社会課題に関心を持っているのか知れたので、興味深かった。時間が思ったより少なそうなので、スピード感を持って進めていきたい。(M)

 

新チームでの取り組みが始まったので、前回までで学んだことを活かしながら有意義な発表になるように頑張りたい。自分たちで話し合いを進めていくのは大変だったが、間髪な議論ができて良かったと思う。(N)

 

前のチームではあまり積極的に関われなかった部分があるので、今回のチームではより活動に貢献できるようにしたい。自分と同じような問題意識を持った人との話し合いだったので、アイデアが沢山出て面白かった。来週いい発表ができるように頑張りたい。

今回はこの1か月程度かけて作り上げたビジネスモデルの発表を行いました。

以下チームの人の意見です。

自分たちで色々プロトタイプを作って改善をしている中ではこのアイデアだったら本当に課題を解決できるのではないかと思いながらやっていたが、発表した後の先生方の意見を聞いていると自分たちのアイデアには課題だらけで客観的に観察する力が足りなかったなと感じた(K)

 

他チームのプレゼンを聞く中で、自分達も取り入れた方が良いと思うアイデアやPOVの考え方など多くの発見があった。自分たちの発表では、自分達の関与の薄さやPOVの構成の甘さなどがフィードバックを受けて浮き彫りになった。後半の講義では、特定のものに固執せず柔軟性を持って取り組めるようにしたい。(K)


今回は各チームのプレゼンということで、様々なPOVに対するプロトタイプを拝見することができた。自分たちの班では考えつかなかったり、辿り着けなかった段階にまで踏み込んだものもたくさん見受けられ、非常に刺激を受けた。今回のプレゼンや、授業前半の全体を通して得られたことをしっかり吸収して、今後の後半にも活かしていけたらと思う。(S)

 

各チームの発表を聞いて、自分たちのチームは、解決すべき課題が明確ではなかったように感じた。実際に留学生にインタビューをし、何に困っているのか、どこに問題があるのかを把握することはできたが、なんでもかんでも解決しようとしすぎてしまったように思う。ターゲットの抱える問題の本質と、そこにコミットするアイデアを的確に掴まなければ、結局曖昧なビジネスモデルに留まってしまうのだと再認識した。しかし、ターゲットや課題を絞ることでビジネスモデルの具体性は高まっていくが、一方で、規模を小さくすることで事業としてスケールできるのかといった問題も出てくる。ちょうど良いバランスを見つけること、もしくは事業性の高いビジネスモデルを構築することの難しさを改めて感じた回であった。(SY)

 

今回もデザイン思考について学びました。
まず、HMWを他グループも含めてみんなで発表しました。HMWとは「どうすれば(人)が(動作)できるだろうか」という意味で、「How might we〜?」の略です。
留学生の課題を解決すると言っても、留学生の交通についてや学業について等、グループ毎に解決したい課題が違っていて、とても面白かったです。
 
次に、各グループで決めたHMWを解決する為のアイデア出しを行いました。
デザイン思考3つ目の"Ideation"です!
アイデア出しのコツとして以下の事を教わりました。
・量を求める
・正しい答えを求めない
・自他の次のアイデアが出るのを助ける
 
以上の事を意識して、グループみんなでホワイトボードにアイデアを集めた結果、沢山のアイデアが出て議論も捗りました。かなりトリッキーな案も出ましたが、それも1つの参考になったりして面白かったです。量はやっぱり大切です…!
 
次に、その中から決まったアイデアのプロトタイプを試作しました。
デザイン思考4つ目の"Prototype"です!
プロトタイプ試作とは、ユーザーに対してテストする為、抽象的なアイデアを形のあるProductにする工程です。
僕達は、教授のプロフィールのプロトタイプを作成しました。アイデアを形にするのって難しい…!
 
さて今回は、"Ideation"と"Prototype"の2つのデザイン思考を行いました。
その途中で、マジカルバナナや20秒お絵描きゲーム等のアイスブレイク等を挟んだ事で楽しみながらデザイン思考について学ぶ事が出来、非常に内容の濃い授業でした。
 
 
以下、グループメンバーの感想です。
 
グループメンバーがどんな意見でも尊重してくれるので自分ではつまらないと感じるアイデアも積極的に出すことができました。メンバーの意見を聞いてそれに関連した新たなアイデアが生まれてくることもあったので、メンバーの意見を否定せずに柔軟に受け入れる姿勢が重要だと実感しました。(K)
 
グループメンバーが角度の違う意見を多く出してくれるおかげで、意見を精査するときに関連性の高いアイデアや独自性の高いアイデアを分類するのが大変であった。しかしその分深い議論ができていると思うので、アイデアは質より量であることを痛感しました。(M)

Ideationのとにかく量を求めるという考え方が、とても新鮮で面白いと感じました。アイデアを考えるとなると、どうしてもいいアイデアを!と意気込んでしまい、アイデアを出すことのハードルが上がるため、数が出ずに黙り込んでしまうということがよく起こります。量を求めると言ってもらえることで、多少粗いままでもアイデアとして出すことができるので、良いアイデア出しになると思います!(R)