鹿吉の徒然なるままに by Shicayoshi Cake Lab.

鹿吉の徒然なるままに by Shicayoshi Cake Lab.

ひとつひとつを丁寧に、食べてくださる方を想って焼き上げる、を信念に掲げた焼き菓子屋の徒然なる日々を綴っております。

「秋はいずこ?」

 

思わず照り付ける太陽に疑問を呈してしまう鹿吉です。

こんばんは!

 

本当に毎日毎日地獄の釜で焼かれているような暑さでございます。

皆様、体調は大丈夫でしょうか?

 

しかも朝晩はわりと涼しくなりますので、エアコンを入れっぱなしだと実は寒い、という不思議な状態になります。最近はお布団に包まって朝を迎えることもございます。

 

贅沢ではありますが、お布団に包まってエアコンという環境、好きでございます。

 

さて本日はそんな暑い日の出来事からひとつ。

 

先日、母とちょっとしたお出掛けに行きました。

その日も日差しの強い暑い日でございました。少しでも日陰を拾って歩く努力をしなくては、一瞬にしてアスファルトの上に倒れ伏してしまいそうな日でございました。

このアスファルトに倒れたら火傷しちゃうだろうな、と妄想するほどに暑い日でございました。

 

日傘を持っていく予定でしたが、邪魔になるし、ほとんど車移動だから、という理由で持ち歩いてはおらず、確かに徒歩での移動は100mもないくらいだったのですが、それでも焼け死ぬかと思うほどでございました。

 

ちなみに私の日傘は自慢の品でございます。

 

 

こちらの商品でございます~

そして今、かなり安くなってますね~

 

ちょっとショック……

 

私が購入したときよりかなり安い……

夏も終わりかけですものね、そりゃ安くもなりますよね…

 

この日傘のなにが自慢って、実は日傘に書作品を書き込みました~!

 

夏草や兵どもが夢のあと

静けさや岩にしみいる蝉の声

 

の二句を変体かなを多用して読めないような作品に仕上げたのでございます。

 

あまり自信がなく、なかなか恥ずかしくて使用できなかったのですが、先日お習字の先生に見ていただいたところ「いいじゃん!」という肯定的なお言葉をいただきましたので、それからは張り切って使っております(笑)

 

ちなみにこの傘を観光地で広げますと、周囲の外人さんから感嘆の声が漏れます。

やっぱり外人さんはこういうのが好きなんだな、と実感する瞬間でもございます。

 

さて話を戻しまして、日傘もなく歩いた酷暑。

たとえそれが近距離だったとしてもなかなかの苦行でございました。

 

駐車場に車を停めて、少し離れた信号を渡った先が目的地だったので、本当に季節さえよければ「気持ちいいね~」で済むことなのですが、この日はまさに生死をかけた歩行でございます。

 

信号待ちの間、なるべく日陰にいようと歩道の奥へと身を潜めておりました。

身を潜めたところにはパン屋さん。

それはもう香ばしい、いい匂いが漂っておりまして、信号待ちしながらパンを買って帰ろうかと考えてしまったほどにございます。

そのうちどうやら菓子パンらしきものを焼く匂いがしてきました。

 

まさにカラメリゼの香りでございます。

 

そのときでございます。

匂いにうっとりする私の横で母が焦ったように自らの身体を確認しながら叫びました。

 

「やだ!私の身体が焦げてるッ????!!!!!」

 

焦げてるのはパンだよッ!!!!!!!

 

どうやら我が家のマダムの身体は砂糖でできているらしい、と認識した私は今日も元気に焼いております。

アメリカンクッキーにございます~

 

こちらはナッツフレーバーでございまして、アーモンドとピスタチオがさっくりと口に入れた瞬間に香る、味わい深いクッキーとなっております。

しっかり冷やして召し上がればバターの風味が増し、サクサク食感よりもザクザク食感で、この時期にはより美味しいかと存じます。

 

是非一度ご賞味くださいませ~

 

珈琲紅茶のお供には欠かせない焼菓子だな、と思っております。

 

ご興味を持っていただけた方はどうぞこちらへポチっとな、宜しくお願いいたします~

 

ちなみに母がそう勘違いをしてもおかしくないほどの照り付けでございました。

私自身

 

太陽が肌を焼く感覚がするわ~

 

と思っておりました。

じりじりとフライパンで焼かれるお肉の気持ちが理解できそうでございました。

 

どうせなら美味しく食べてね、と思いながら

 

こんなおばちゃんのお肉なんて固くて美味しくないよッ!!!!

 

と誰に対してかもわからない、意味不明な抵抗を見せる自分に

 

妄想族、妄想させれば熱さ忘れる

 

という事実を知りました(笑)

 

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

またいらしてください~♪

お待ちしております!!!