ダーリンが見に行こうというので、出かけた帰りに行くことに。
是枝監督の映画、「そして父になる」も観に行ったっけ。久しぶりの映画です。
万引き家族 http://gaga.ne.jp/manbiki-kazoku/
そして、夫婦50という、夫婦どちらかが50歳以上だと割引なのね。
はじめて使いました。お得ですね。年取るのも、まあ、悪くはない?
冒頭の、タイトルにもなっている万引きのシーンは、見ているのもイヤ・・・。
子どもに対して犯罪をさせる親(リリー・フランキー)を本気で疎ましく卑しく感じました。
でも、家族そろっての家でのシーンをみると、なんだか幸せそう。
でも、大人は選択してその場にいるけど、選べない子どもたちの様子は、やっぱり見てて忍びなくて。
感動の涙より、こうして嫌悪感を刺激される作品をつくるのはすごいなあと思います。
この先どうなっていくのかと思ってみていたけど、予想外の方向へ・・・。
ストーリーそのものよりも、もっとたくさんのことを考えさせられる映画でした。
「生きる」ということはどういうことなのか・・・色々と考えを巡らせた挙句、さいごに、
ここまで、それなりに真っ当に幸せに生きてきた自分自身の人生に感謝・・・。
カンヌ映画祭でパルムドール賞を受賞したこの映画、
7/7-8の2日間は TOHO CINEMAS日比谷(東京ミッドタウン日比谷)で、トロフィー展示があるそうですよ