友だちが誘ってくれた上映会で、去年話題になった映画を観てきた備忘録。

 

 

こうの史代さん原作の漫画をもとに、クラウドファンディングで製作されたアニメーション映画です。

2時間を超す長さなのだけれど、見はじめたら時間気にする間もなく・・・。

 

 

主人公は広島市生まれ、親にすすめられた縁談で呉に嫁ぎ、戦争を経験します。

絵を描くのが好きな人一倍のんびり屋さんの女の子が、時代の流れに巻き込まれて壮絶な体験をします。

 

映画を観てはじめて、軍港があった呉の当時の様子をうかがい知ることができました。

広島といえば原爆を思い浮かべるけれど、呉の爆撃は熾烈を極めたのですね・・・そこに思いを至らせたことがなかった。。

 

 

うちの実家は福井ですが、祖父の弟が、たまたま出かけていた広島で原爆に遭遇し、亡くなっています。

子どものころから、8月6日はテレビで原爆の慰霊祭を見ながら黙とうしていた記憶があります。

 

でも、最近は、ニュースで「ああ、今日だった」とは思うけれど、その時間に黙とうをすることはなくなりました。

私の世代ですら、戦争はまったく過去の話で、親から聞くこともないのだから、今の若い世代はまったく遠い話だろうな・・・。

 

平和が当たり前になって、改めて戦争について考えることも減っているのかもしれないけど・・・

私たちと同じような一般市民が、たいへんな思いをして多くのものを犠牲にした戦争は、二度と起きてほしくありません。

 

終演後、主催団体の方の話を聞きながら、目をそむけちゃいけないものに、久しぶりに向き合ったなあと感じました。

 

主人公が、最初ははかなげだけど、強くたくましく、時代を乗り越えて生きていく力強さが感じられて、

観終わったあとに悲壮感が残るだけではない、とても素晴らしい映画でした。

 

機会を与えてくれた友達にも、主催者にも、感謝です。
 

 

 

 

 

 

午後からの上映会だったので、近場でランチを。

 

 

新高円寺駅から5分ほど、昔ながらの喫茶店、七つ森。 http://koenjilook.com/modules/shop0/index.php?id=124

学生時代、同じ名前の店が吉祥寺にあったのだけど、聞いてみたら、姉妹店だったそうです。

 

 

このふくろうマークは、吉祥寺時代からも変わってない気がする。懐かしい。

 

  

 

ランチセット。カトラリーがばらばら(笑) ドライカレー、けっこうスパイス効いてておいしい。

 

 

 

コーヒーは4段階の焙煎でこだわってます。 ケーキ追加。大満足♪♪

 

 

高円寺ルック商店街の中のパン屋さん「エクラン」で、抹茶メロンパンとあんぱん買いました。

 

 

友だちからは、西荻のお気に入りパン屋さんのメイプルパンをお土産にいただきました。

パン屋の名前が「そーせーじ」という変わり種だけど、おいしいパン屋さんです。

 

どこへ行っても、街のパンがおみやげになる・・・。