京都の旅の記録、つづき。
朝ご飯をル・プチメックでいただき、晴明神社へお詣りした後、今出川駅へ。
名古屋から日帰りでやってきた友達と待ち合わせ、無事に合流。
この場所で待ち合わせたのは、亥年生まれのふたりと一緒に行きたい神社があったから。
護王神社 http://www.gooujinja.or.jp/
今出川駅から烏丸通を南下、左手の御所の蛤門の向かい側にある神社です。
お祀りされているのは、平安遷都に尽力した和気清麻呂。
この方と猪との不思議な言い伝えにより、イノシシと足腰をよくする御利益があるそうです。
というわけで、境内には猪がたくさんお祀りされています。
願い事を奉納する札にもイノシシが目を光らせています。
奉納されたいのししの絵が描かれた絵馬。
見るものが多くて楽しめる神社でもあります。
陳列棚には、いろんなイノシシグッズが並べられていました。
干支の絵馬。瓢箪を背中に乗せた犬、かわいい。
イノシシと、足腰の守護神でもあるので、他にも2種類の絵馬がありました。
同行のふたり、ここで御朱印もらったりお守り買ったりして。イノシシ縁の神社、楽しめたようです。
境内で見かけた「さざれ石」 伊勢の猿田彦神社で見たことがありますが、それより巨大!
国歌にでてくる「さざれ石」、なかなか現物を見ることないですよね。。
そういえば、来年は亥年。ここ、来年は大混雑しそうね。
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神社正面に御所の蛤御門。今回は行かないので、外から。夜からの雪が木々に積もっています。
そして、このすぐ先に、今回の旅のテーマのひとつ、本店巡りの目的地。
虎屋一条店(直営店・虎屋菓寮) https://www.toraya-group.co.jp/toraya/shops/detail/?id=55
(この地で1628年以前に創業)
虎屋さん、明治時代に天皇が東京に移られたのといっしょに、東京に移転したのですが、
こちらは、京都時代の創業の地。”本店”とは呼んでいないようですが、実は、本店。
烏丸通に面して直営店があり、その店の路地を西に入った所に喫茶室、虎屋菓寮があります。
待ち合わせ直後に通ったときは10時前だったので、先に護王神社にお参りしてから戻りました。
お正月のしつらえ、モダンなインテリア。
お庭もあり広々とした空間で、ゆったりお菓子をいただけます。
途中、隣の席があいたすきに・・・。天井も高くて居心地良さそうでしょう?
高い天井を見上げたら、照明も虎屋のマークの形だと気がつきました。
干支の生菓子「まる犬」を玉露とともにいただきます。
犬が丸まっている様子を見立てたお菓子。かわいらしいです。
そのものずばりの形にしていないことや、名前のセンスが本当に秀逸だなあ・・・。
窓の外に見えた庇の下のテラス席。おだやかな季節にはこちらもいいですね。
ゆったりと暖をとり、お会計を済ませてから、窓の外に見えるお庭拝見。
広大ではないけれど、手入れの行き届いたモダンなお庭が清々しいです。
庭に点在していた照明もまた、オリジナル。
手水にサザンカが一輪。
庭を通じて裏手の路地に抜けることができました。とらやさんの表札がありました。
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実は、虎屋さんをはじめ、この界隈に気になるお店が数軒ありまして。
そのうちの1軒がすぐ近くだったので行ってみたら、残念、定休日でした。
本田味噌本店 http://www.honda-miso.co.jp/
創業1830年
清々しい門構え、本田味噌本店です。昨年高島屋でお味噌を購入したので気になっていて。
定休日でなければ、昔ながらの雰囲気のお店で見学や買い物ができるようです。
界隈で気になっていたお店、どこも徒歩5分圏内、リンクだけ貼っておきます。
澤井醤油本店 http://sawai-shoyu.shop-pro.jp/
創業1880年
最近セレクトショップなどで見かける職人醤油を手掛ける店。
100mlサイズのボトルでいろんな醤油が楽しめます。
おづmaison du sake http://www.ozushop.jp/
日本酒ブランド「白鹿」の辰馬本家酒造が手掛ける、日本酒のある暮らしを提案するカフェ併設店舗。
個人的には、甘酒や、酒粕クリームのかき氷を食べてみたいのだ。。日本酒と和菓子の組合せも試してみたい。