数年前、友達の友達の落語家さんの真打昇進の際、初めて訪れたの新宿末廣亭。
わたしよりダーリンのほうが落語の面白さに目覚め、以来GW中に一度は行くのが恒例になりました。

合格末廣亭 http://www.suehirotei.com/



ここ数年、5月上旬、昼の部のトリを桂歌丸師匠が務めてます。
今年芸歴65年で、先月末、長年務めた「笑点」司会を降板すると報道がされたばかり。

報道されたのが30日。その翌日から5日間、末広亭で高座に上ります。



たぶんそのせい・・・ここ数年にない混雑でした。

寄席は、前売り券というのがなくて、当日並んで「木戸銭」払って入場するしくみ。
ダーリンはここ数年、折りたたみ椅子持参で、開場2時間前には並んで待つようになりました。

わたしは、グッディの散歩を済ませ、デパートが開くのを待ってお弁当を買って合流します。



隣のブロックにある伊勢丹の地下で、去年見つけてお気に入りのお弁当やさん。
日本橋弁松総本店は創業160年、日本初の折詰弁当専門店。懐かしい"経木"の佇まいが落語にぴったり。

濃いめに味付けされたおかずとご飯が2段になっているもの。
ご飯は白米、赤飯などもありますが、季節もの、タコご飯とタケノコご飯のをダーリンと半分こ。

12時開演で11時半過ぎに入場となり、席を決めて周囲も落ち着いたところでいただきます。



前座からはじまり、神楽やコント、記述など演目が続き、途中で「中入り」の休憩時間。
持参のコーヒーとお菓子。いただきものの柏餅とクッキーで一息。

中入り後の演目「座談会」ってなんだろう?と思っていたら、
桂歌丸師匠芸歴65年ということで、師匠の米丸さん(91歳!)と弟弟子のヨネスケさんのトークショー!

弟子入り当初の話とか、名前のつけかた、由来などの話を15分ほどされました。
めったにない機会、楽しかったです。

さらに演目がすすみ、最後は歌丸師匠。古典落語「質屋蔵」でした。
話芸に引き込まれ、、時間を忘れて笑いました。終演は16時半過ぎ。。

入れ替え制ではないので、夜の部も観覧可能なのですが、私はグッディのために帰宅です。
ダーリンは、夜の部の小遊三まで聞いて帰るということで、先に小屋をあとにしました。



外に出てびっくり・・・朝より多くの人が夜の部のために並んでいました。
夜の部は真打昇進のお披露目口上があるのです。入れ替え制でないのに座れるのか・・・どうなったかな。



小屋を出て右へ、角を右に折れると正面が伊勢丹です。「末広通り」の照明が落語家さん。



新宿駅から伊勢丹までの通りが、歩行者天国でした。
また、来年も行けるかな?