楽しみにしていたバレエ公演。



会場はNHKホール。毎朝近くを通っているのに、中に入るのは何年ぶり??



これです。東京バレエ団創立50周年を記念して、なんと6年がかりで準備したという公演。
スイスのモーリス・ベジャールバレエ団との協力、演奏は音の美しさで知られるイスラエルフィル!

東京バレエ団創立50周年記念
モーリス・ベジャール振付 ベートーヴェン第九交響曲
東京バレエ団 モーリス・ベジャールバレエ団 
ズービン・メータ指揮 イスラエルフィルハーモニー管弦楽団
2014/11/8(土)19:00 NHKホール
http://www.nbs.or.jp/stages/1411_Ninth-Symphony/index.html



ロビーに飾られていた写真。



上演開始を待ちます。

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休憩なし、1時間半の濃厚な時間、堪能しました。

いまさらながら、東京バレエとモーリス・ベジャールバレエ団の共演、
その演奏をズービン・メータが指揮するイスラエルフィルという信じられない組み合わせ。

アフリカンパーカッションとドラムセットにニーチェの詩の朗読という型破りな幕開け。
現代バレエなので、衣装やセットはほとんど意味をなさず、体そのものと音だけの舞台でした。

その柔らかく力強い踊りに目を向けていて、ふと我に返ると、バックの音楽の質の高さに驚き、
音色に耳を澄ませていると、ステージ前面のダンサーに目が引き戻される。

珍しくオペラグラスを用意していったのですが、夢中になってダンサーを追い、
あっという間にフィナーレになりました。。

総勢80名のダンサーがステージに揃う最終章・・・感動のあまり涙が出ました。
こんな舞台は滅多にはお目にかかれないと思います。この場に居られる幸運を感じた夜でした。

招聘元のサイトで、最終リハーサル風景の動画が公開されています。
本番の衣装は身につけていませんが、あのときの感動が蘇ります。よければ。

ちなみに、12月の後半、NHKのBSにて放映予定との貼り紙がありました。必見!




※追加(本公演映像)



オマケ



NHKホール前のケヤキ並木のイベントで設置されていた、大きな「感謝」の提灯。