旅の一日目のホテル、朝のモーニングコールの時間までぐっすり眠れました。



食事を終えて身支度整えてホテルの外に出ると・・・馬車のお迎えアップ
午前中の市内観光で旧市街メディナや王宮を見学するのですが、そこまで馬車を連ねます。ツアー全部で6台。



2頭だて、4人乗りの馬車がホテル前まで迎えに来て、そのまま公道を走っていきます。



馬車が通ると迷惑そうな細いメディナの道も、御者の手綱さばきでスムーズです。



おじさん、ありがとう。ムチの先が当たりそうで当たらなくてほっとしたよー。
やってきたのは、昨日フナ広場に行く前に通ったメディナの街なか。

 
 
 

モロッコ出身のガイドさん、メディナの市場には新鮮なものがたくさんあると自慢してました。
果物、卵、いい匂いのする焼きたてパン、お肉屋さんのショーケースの奥には生きたニワトリ。

 
 

お店が途切れると人が暮らすエリアなのかなあ。装飾されたドアがどれも個性的。



途中通り過ぎたのは、ユダヤ式建築と言われる町並み。
1階が店舗、2階が住居になっていて、ほかの街なかの建築とはあきらかに違う。

 
 

ふたたび、お店のエリア。染料のお店?そしてスパイス屋さんもあちこち見かけました。
穀物や豆類は袋ごと外に並べられています。CDや携帯電話などもちゃんとあります。

 

狭いメディナは車が入れないので、ロバやラバ(ラクダ×ロバ)をよく見かけました。
とても静かで従順な様子でした。馬車の馬の堂々とした様子とはまた違う雰囲気・・・。



通りすがりのカフェ、中で働いていたお兄さんが「ミ・ヤ・サ・コ・デス!」って笑顔で出てきた!!
日本人が教えたんだねぇ。。続けて「ソンナノカンケーネー」とも言ってました(^_^;)



公園に面したベンチでは、おじさんたちが集まってお茶タイム。ミントティー飲んでた!
モロッコでは、カフェでお茶するのは男性のみ。女性はハマムというサウナで集まるそうです。

 

やってきたのは王宮。観光客だけでなく、地元の小学生かな?見学に来るんだね。

  

バヒア宮殿は、19世紀に14年かけて建築された、しっくい細工とモザイクタイルの美しい建物です。
現在も使われているそうで、一部が公開されているようです。

 
 
 

タイルモザイク、そしてこの土地にあっては貴重な木製のドアや装飾があちこちにありました。
イスラム圏であるので、肖像画などは一切なく、美しい文様のオンパレードに目を奪われました。

 

その後バスで立ち寄った民芸品店。バブーシュが欲しい友人とともにバブーシュ売場のみで終了(-_-;)
30分ほどあったのだけれど、お店が広すぎて消化不良でした。もう1時間くらい居れたらよかった~

バスでホテルへ。昼食は、宿泊したホテルのレストランででした。

 

宿泊したホテル。



表通りに面したカフェテラスの先をまっすぐ行くと5分せずにマラケシュ駅に着くロケーション。

 

吹き抜けの空間を囲んで客室が配されています。こうした造りのホテルがモロッコは多いみたい。

 

宿泊した部屋。水回りも問題ナシ。そしてイスラムを感じたのがベッドサイドにメッカの方向を指すシール。

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このホテルでいただいた朝食と昼食では、格別にモロッコらしいものはなかったけど、気になったもの。


その後、ほかのホテルでも見かけた野菜を花に見立てた飾り付けを集めてみました。
さらに、オマケ。

 
 

メディナでみかけた、ネコたち。最後の黒白のコは、カメラ向けたら近づいてきました。
マラケシュ滞在は昨日のランチから丸一日のみ。バスは次の目的地へ走ります。