静かな夜更け。

渋谷歳時記

我が家の男どもが寝静まって、ひとり読書のシアワセ時間。

渋谷歳時記

9月頃、いつものお習字の先生のご主人様からお借りした本で、「おとな時間の、つくりかた」という本があり、
見た目からも気楽なエッセイと思って読んでいたのだけれど、なんかピピピとアンテナがひっかかった。

この作者、山本ふみこさんの暮らしぶりは、お手本にしたいと思わせる何かを感じます。
ハウツー本ではまったくなく、日々の暮らしを書き綴っているだけなのですが。

気になったので、自分の本にしたくて、改めて本を買い、ほかの著書も買って読んでみました。
そうしたら、どうもこの方、かつて私が暮らしていた吉祥寺界隈に暮らしているようです。

はっきりと書かれていないのだけれど、最寄り駅の名前や、そこからの距離、周辺の描写、
どれもこれもしっくりくるものばかり。そこが、ひっかかったのかもしれません。

大切にしたいモノや習慣、必要なものを見極めて買うこと、年齢を問わず手習いを始めること、
ペット(彼女は猫を飼っていた)との暮らし、夫とのやりとり、などなど・・・

読んでいてとても気持ちが落ち着くので、手元に置いて、ページをめくりたいと思います。
ほかの著書も読んでみたいなと思います。

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