吉祥寺にジャズをもたらした、野口伊織さんの功績を振り返る展覧会 。
最終日、会社の帰りに滑り込んできました。
吉祥寺にジャズをありがとう 野口伊織と吉祥寺展@mono gallery 2011/9/1~9/5(※終了しました)
慶應ボーイの彼が、吉祥寺にジャズのライブハウスを開いたのが1960年代後半。
ライブを楽しんだり、静かに聴いたり、どちらもできるような店舗設計をして開店したサムタイムは今も現役。
サムタイムを皮切りに、つぎつぎと吉祥寺にできたお店の数々。
展覧会の壁面に飾られていた写真をみると、あの店もこの店も・・・と、学生時代以降の思い出が色々!
思わず、80~90年代へとタイムスリップしたような気分になりました。
そんな影響を与えた野口氏、没後10年だそうです。私が吉祥寺を去ってからも、ちょうど10年・・・奇遇です。
D-ray は、つい先日(2011年7月末)閉店したと、この展覧会場で初めて知りました。
ちょうど学生時代に開店したおしゃれなバーは、クラス会をしたこともある思い出のお店。
このお店の内装設計とインテリアデアインをされた方にも、会場でお会いすることができました。
お店のためにデザインされたという、スツールが1脚展示室にあり、なつかしく座ってきました。
帰り道に通ってみたら、地下への入り口はふさがれていましたが、看板が残っていました。
吉祥寺を離れてからは行くチャンスがなかったけど、好きなお店のひとつでした。残念・・・。
展覧会場でいただいた、フリードリンクチケットは、FunkyとSOMETIMEで使えたようですが、
時間がなくて断念。立ち寄ったのはケーキ屋さんレモンドロップ(以前はCASA LEMONの場所)。
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この展覧会のために吉祥寺に行くことにしたとき、絶対ケーキを買って帰ろうと思ってました。
それが、レモンドロップのチーズケーキ。もう四半世紀以上食べているけど飽きない、大好きなケーキ。
レモンドロップ http://www.lemondrop.jp/
レモンドロップも野口伊織さんがしかけたお店のひとつ、ということも頭にありました。が!
会場で、そのレモンドロップのケーキを作っている職人さんとお会いすることができました。
mono galleryの藤川さんにご紹介いただいたのは、一見ふつうのサラリーマン(スーツ姿だったので)。
でも、彼こそレモンドロップのケーキを創業から30年以上作っていると聞いて、もう、大興奮です。
「今日も、買って帰ります。吉祥寺を離れても、ここのケーキがずっと好きです。これからも美味しいケーキを!」
そんなことを、大急ぎながらご挨拶できたのは、ちょっと嬉しかったなあ。
で、宣言どおり買って帰ったケーキ。この日はこれが夕食がわり(笑)
20代、甘い物がいくらでも食べられた頃は、ここのケーキ4つくらいを夕飯にしたことさえあったな(笑)
チーズケーキはとにかく絶品。ベークドタイプは非の打ち所なく、私の、スタンダードはここに設定されてます。
だから、スフレタイプは物足りなく、甘くても、すっぱくてもダメで、やっぱり「レモドロ」なんですよねえ。
この日、普通のタイプは売りきれていたので、クランベリーチーズケーキにしました。これもずっと定番。
そして、もう1つを選ぶのに、展覧会でのタイムスリップの影響で、「バナナクリームパイ」を。
バナナクリームパイは、学生時代大好きでしたが、もう何年も食べていなかったのよね。
ダーリンが残業で遅かったので、これ2つを晩御飯がわりにいただきました。
はーーーーーーやっぱり、おいしい!!でも、年相応というか、今は2つがせいぜいだなあ(笑)
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mono gallery会場で、さらに、千載一遇の幸運にあずかりました!
早朝の行列で有名な「小ざさ」の羊羹をいただいたからと!生まれて初めていただきました!!
よく聞くとおり、とてもシンプルな味。あずきとお砂糖だけの味。おいしかった・・・ごちそうさまでした。
生まれも育ちも吉祥寺というギャラリーの奥様でも30年ぶりとか!私ももう一生食べられない!?
ギャラリーご主人の藤川さんも吉祥寺生まれ・育ちですが、「小ざさ」は「こざさ」だとおっしゃる。
改めて調べたら、サイトのアルファベット表記は「おざさ」でした!ま、ちっちゃいことですが(笑)