先月終わり、ダーリンの母方祖母にあたるおばあちゃんが亡くなりました。98歳でした。

特別養護老人ホームに入居しているおばあちゃんには、結局3度ほどしかお会いできませんでした。


告別式は小山だったので、ダーリンは1泊、私はグッディのこともあり日帰りで出かけたのですが、

式に参列していた親戚のなかには、初対面の人が何人か。


私たちが結婚したときは、ダーリンの亡父の親戚筋が主の食事会を開いただけ。

今回は亡母方の親戚筋が多かったため、不祝儀の席で「初めまして」の挨拶となりました。


その中に、茨城でお寺の住職をしている方が3名。うち2名が兄弟で父の代からの寺を継いでます。

初対面の挨拶をして、「出身はどちら?」と聞かれて「福井です」と答えたら、「え!福井!」と。


聞けば、住職であった父の、そのまたお父様が福井出身だというのです!

つまり、今般亡くなったお祖母ちゃんの旦那様のお父様にあたる人が福井から来たらしい!


つまり、ダーリンにとっては、曾祖父にあたる人が福井出身ということになります。


曾祖父の父にあたる人は福井藩士だったらしく、たぶん大政奉還で家職を失ったのでしょう。

曾祖父は僧籍を取得、修業先の知人がすでに居た茨城に移住したというのです。


ダーリンに福井の血・・・びっくり!


渋谷歳時記

ちなみにグッディは、山梨県生まれ(※本文があまりに文字ばかりだからグッディ写真掲載)



住職をしている2人は、お寺が臨済宗派なので、永平寺で修行したといいます。

それもまた初耳・・・。びっくりでした。


そのうちの1人は、この年代の人によくあるように、ルーツ探しを少し前に試みたそうです。

曾祖父が田舎から持ってきた両親の位牌を頼りに、福井県庁まで行ったと。


そこで、藩士録に名前をみつけたものの、住所は空襲で焼けて不明、菩提寺も分からず終い。

それでも、その先をいつか探そうと思っていたところだったようです。


私の父も、実は自分のルーツ探しをして、数年前に家系図などを作っていた経歴の持ち主。

興味あるだろうなあと、そのことを知らせたら、案の定、その先のルーツ探しに超協力的(笑)


滅多に電話してこない父が、わざわざ電話してきて、すでにあれこれ調べている様子。

「そうそう、雪大丈夫?」と聞いたら、「騒ぐほど降ってない」と、ルーツの話に夢中(苦笑)



父は、私が6歳頃まで、仕事の都合で栃木県鹿沼市で暮らしました。

私自身も幼稚園の3年間は鹿沼の幼稚園に通ったので栃木には縁があります。


その私が栃木出身のダーリンと結婚することになり、その縁を喜んでいた両親。

親戚との食事会を小山で開いた際、一緒に鹿沼を訪ね旧知の知人と20年ぶりに再会しました。


そのダーリンが遠く何代か前は福井ルーツとわかり、なんだかフシギ。これも何かの縁でしょうか。

そのルーツをたどれるのか、それは今後のお楽しみです。