またもゴールデンウィークにさかのぼっての話。
今年は、初体験の音楽イベントにも行ってきました。
ラ・フォルジュルネ音楽祭は、国際フォーラムを中心とした丸の内一帯で開催されるクラシック音楽祭。
ラ・フォルジュルネ・オ・ジャポン2010 2010/5/2~4 http://www.lfj.jp/lfj_2010/
通常は高いというイメージのあるクラシック公演を、45分という公演時間で提供、
その分1公演は安価になるので、気軽にどうぞ~ということらしい。
150人ほどの収容人数のホールから5000人規模のホールまで、有料公演が3日間で100以上、
ほかにも、無料の演奏が、エリアのあちこちで披露されるという、楽しいお祭りです。
「熱狂の日」というサブタイトルがついている通り、去年でかけた友達が「熱狂」していて、
それで義理の姉を誘ってみたというわけ。5年目というこのイベントに初参加です。
今年はショパン生誕200年ということで、ショパンをテーマにした構成でした。
が、義姉はバロック好きなもので、唯一押さえたプログラムはバロックでしたが(笑)
13時からの公演だったので、近くでお昼を済ませてから国際フォーラムの会場入り。
NHKラジオの生放送ブース、出店もたくさんあって、本当にお祭りみたいです。
バロックのプログラムは数えるほどしかなかったのですが、
ヘンデルのオペラからのアリアを7,8曲、北欧の歌姫が見事に歌い切っていました。拍手喝采!
さて、エリア内を散歩しながら、無料公演のいくつかを楽しもう!と出掛けた先で、
アジサイや大でまりやら、季節の花を楽しみつつ、持参のコーヒー飲んだりしてました。
この日も日焼けしそうな晴天だった丸の内界隈は、このイベント参加者以上ににぎわっていました。
GW真っ只中、東京に来たら丸の内を見物という人も多くなりましたね。新しいスポットも多くて。
行幸町通り地下通路では、地面に座って木管五重奏を。(シート持参していたのだ!)
途中、楽器の特徴を細かに説明してくれる時間もあり、和気あいあい。
ショパンが作曲したのはピアノ曲がほとんどで木管では楽曲がないということで、
ショパンの同時期、リストと縁が深かったR・シュトラウスⅡの曲を(もはや、関連性ナシ!?)
東京駅と皇居を結ぶ行幸町通りの地下通路とはいえ、意外に音がよくてびっくりでした(笑)
その後、丸ビルホールで開催していたショパン展を見物(無料)、ショパン自筆の楽譜の展示もアリ。
のんびりしていると、次のプログラムが始まった気配!急いで階下へ降りていきます。
丸ビルのロビーで、丸の内合唱団によるメサイアの合唱。お祭りならではの雰囲気。
その後、国際フォーラムに戻り、無料の公演をいくつか。バンドネオン三重奏は観客も盛り上がり。
出店の帝国ホテル(!)のコーヒーと、プランタン銀座のアンジェリーナのモンブラン食べつつ、
ピアノ三重奏と、ショパン出身地ワルシャワの映像コラボを鑑賞。
午後1時から、午後9時くらいまで、あっという間でした。音楽があふれるお祭り、楽しいですね!
来年はもうちょっと事前に準備、チケットもう少し確保しよう(笑)
そう言いつつ、義姉と別れたのでした。
オマケ
このイベントに関連して、東京オペラシティコンサートホールで開催された衝撃のリサイタル。
ピアニスト横山幸雄が、ショパンのピアノ協奏曲全166曲を16時間かけて弾くというもの。
横山幸雄(東京FMサイト) http://www.tfm.co.jp/piano/index.php?itemid=28915&catid=548&catid=548
ほぼ、作曲した年代順、しかも暗譜での演奏!前代未聞の試みのゆくえが気になっていたのですが・・・
週明けの朝のワイドショーで、演奏会は無事終わり、ギネス記録として認定されたと知りました!
朝9時開演、終演は日付が変わって夜中の1時近くになったようです!驚異的!Bravo!
追記!
今朝、ワイドショーで知ったニュース。
バーンスタイン最後の愛弟子という佐渡裕(さどゆたか)氏 の、ベルリンフィル定期公演での指揮が決定 !
彼は、私が昔からイメージする指揮者らしい指揮者なので、かなり好きです。
ダイナミックでカリスマ性のある指揮と、親しみやすい雰囲気を兼ね備えた人。
小澤征爾さんが病気療養でウィーンフィルを離れている中で、すばらしいニュースです!!