日本のラグビーシーズンといえば、9月から始まる実業団のTOPリーグ シーズンのこと。

リーグ戦上位4チームのプレーオフ戦、マイクロソフトカップ 決勝戦が2/8(日)に開催されました。

リーグ戦を全勝優勝した三洋電機ワイルドナイツと、東芝ブレーブルーパスというカード。


実は、相撲界を揺るがした大麻問題は、ラグビー界でも同様なことになっていて、

東芝チームの選手の一人がドーピング検査から大麻成分が出て、出場停止処分に。


選手は大麻使用を否定、再度ドーピング検査中というなかでの決勝戦。

その前に同じ東芝に不祥事があり監督が引責、代行監督で臨もうとしていた矢先でした。


ONE FOR ALL ALL FOR ONE 

一人は全てのために、全ては一人のために。


ラグビー競技を表すことばとしてよく使われます。

そんなチーム全体の結束感が勝負を支配するといってもいい競技で、それが大きく揺らぐ事件。


この後、大学とアマチュア、プロ計10チームでで日本一を決める日本選手権がありますが、

大麻疑惑選手の再検査の結果次第ではチームの出場辞退を表明して臨んだ試合でした。


渋谷歳時記
渋谷歳時記

両チーム入場のあと、対戦相手の三洋は、マスコットボールを投げるパフォーマンスをする一方、

東芝チームは整然と一列に並んでメインスタンドとバックスタンドに一礼する姿が悲しかったです。


そんな東芝、リーグ全焼優勝の三洋を12対6のスコアで、ワントライ差を守って勝利しました。

喜びを抑え気味の監督代行インタビューや表彰式には、やはり悲しいものがありました。


渋谷歳時記


それから5日。ドーピング再検査の選手は再度陽性反応がでて、東芝は日本選手権を辞退

なんとも悲しいシーズンの終わりとなってしまった東芝チームです。


好きなチームなだけに残念。来期がんばってまた頂点を目指してほしいです。

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東芝チームが辞退した日本選手権の決勝戦は2月28日(土)。

これで日本のラグビーシーズンはおしまいとなります。


やっと、ラグビー三昧な日々から解放されるかと思えば、まったくそんなことはなくて。

先日から欧州6カ国対抗戦が始まり、今日から南半球クラブチーム選手権が始まります。


そう、北半球のシーズンが終われば、南が始まるのです。


そうこうするうちに、ジュニアワールドカップが6月に日本で開催されて、

7月になればトライネーションズ(ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ)・・・。


終われば始まる・・・を繰り返して、結局はラグビー三昧・・・

となるのは、私じゃなくてダーリンですけどね。