おやつの話題が続いたところで、こんどは食卓のこと。
うちでの「ごはん」といえば、たいていが夕食。そして平日の夜。
仕事帰りに献立を決めて、足りない材料を買って帰り、たいてい1時間以内で作れるもの。
グッディが来てから、留守の間の寂しさを埋め合わせたりして、さらに調理時間が短いかも・・・。
お世辞にも、手をかけてる・・・とは言えない食卓だけど、
自分が飽きちゃうから、同じ献立が続かないように・・・とは心がけてます。
最近、とある集まりで曽野綾子さん「人生の卒業証書」というエッセイの一片を読む機会がありました。
平凡を嫌うということは、一種の思い上がりだろう。
平凡な生活には時々飽き飽きするものだけど、私たちの生涯は平凡な日々の積み重ねの結果なのである。
聖書にも「働きたくないものは、食べてはならない」と書いてある。
職がなかったり病気だったりして働けない人に食べる資格がないと言っているのではない。
最初から怠け者で、働く意欲のない者には、保護の必要はないということだ。
日々の務めの中でもっとも大切なのは、女性でも男性でも、
日々家族の食べるものを調理し、いっしょに食事をすることだろうと思っている。
その時、人間理解、苦悩を分かち合う心、相手に対する感謝、察する能力がお互いの間で育てられる。
性格的に、同じ作業を繰り返してできれば、特別な才能がなくても、
それは神から人間に人生の卒業証書があたえられたようなものだ。
卒業証書を受け取るのはまだまだ先の話だとしても、
食べること、日常の繰返しって大切なことよね・・・といまいちど感じた文章でした。
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話はうちの食卓に戻ります(笑)
ひとんちの食卓をブログを通じて覗くと、つられて食べたくなるってこと、ありませんか?
同じ日に、二人のお宅の食卓で豚肉の味噌漬けの写真を見て、帰りに豚肉買っちゃった。
味噌漬けを仕込み、ガマンできなくて翌日食卓に。もう1日漬け込んでもよかったかも。
ピーマンソテー、山盛りの千切りキャベツ、カブの浅漬け、豆腐とワカメの味噌汁・・・
どれもこれも冷蔵庫の残りものばかり。ゴハンは相変わらず土鍋で炊くのでお焦げつき。
2週間ほど前に作ったミートソースの残りを冷凍しておいたのとスライスチーズでラザニア。
カナダの凌さんにもらったラザニアパスタは、茹でずにそのまま使用可能って。
半信半疑で、固いままのパスタ+ソース+スライスチーズを2回重ねてオーブンで45分。
ばっちりおいしくできました~。下茹でしないラザニアって便利ね~!(ありがと、凌さん!)
残りのパスタであと10回くらい、ラザニアができそうです・・!?
付け合せのコロッケは、お習字の先生がダーリンへのおみやげに下さったので喜んでたら、
「たまにはご主人様にも作っておあげなさい。」とやんわり叱られてしまった・・(苦笑)
こちらは、テレビコマーシャルにつられて、初めてやってみたカレー鍋。
今回は市販のカレー鍋のつゆを使ったけど、薄めの麺つゆ+カレー粉大さじ3杯というレシピ発見。
これなら気軽にいつでも作れそう。普通の鍋に飽きたら2杯目にカレー粉プラスしてもいいし。
具は冷蔵庫にあったもの色々適当に・・なんだけど、食べる直前に入れるレタスはオススメ!
シメは中華麺。細い麺も試してみたけど、太麺がおいしかった~。きっとこれはリピート確定。
うちの豚汁にセオリーはなくて。今回はコンニャクとゴボウをいれてみました。在庫一掃の具だくさん汁。
長いもとチクワと銀杏炒め。安いシュウマイもセイロで食卓に載せればサマになると覚えた最近(笑)
たっぷり作った豚汁が残ったので、翌日けんちんうどんを所望されました。油揚げを追加して。
それだけじゃ足りないから、もやしとネギで湯豆腐、そしていんげんのゴマあえが前菜。
結局どれも、「残り物処分デー」に近い献立、我ながらとっても地味な食卓だわ・・・(笑)
これぞ、平凡の積み重ね!だけどこういうのが大切だってことですよね。