ずうっと会社の休憩スペースにおいてあった雑誌。2006年秋の号が目に留まりました。
四谷は勤め先の最寄駅。荒木町は、四谷三丁目寄り、かつての「花街」らしさが残るエリアで、
月に最低2度はイヤイヤ仕事で向かう銀行のある場所でもあります。
改めて頁をめくってみると、なかなか面白そうなので、ダーリンとのお散歩コースにどうかな?
そう思って、雑誌を持ち帰ったその週末、本当に偶然にアド街天国が荒木町特集・・・。
こういう場合、直後に訪問する人、きっと増えるかなあ・・・。
そう言いつつ、翌日午後、遠出するには遅い時間に起きたので出掛けてみました。
最寄駅は、東京メトロ丸の内線 四谷三丁目駅。
遅い昼ご飯は、四谷三丁目の交差点脇のてんぷら屋さん。
ビール頼んだら、おつまみに大根と炒りジャケが出てきました。
天春 新宿区四谷3-12 サワノボリビル2F 月休
http://gourmet.yahoo.co.jp/0000719806/P000818/
交差点近くにある丸正は、都内にたくさんあるスーパーの本店です。
丸正総本店(本店) 新宿区四谷3-12 平日(~午前2時)日祝(~0時)
http://www.marusho-yotsuya.net/
そのお店の脇に、於岩水かけ観音様がいらっしゃいます。穏やかなお顔です。
於岩=「おいわ」・・・そうです、四谷怪談のお岩さんを祀るお寺が普請した観音様です。
お寺自体は少し離れた場所にちゃんとあります。(お岩さんのお墓はまた別の場所ですが。)
たたりで有名な怖いお岩さん、モデルにはなったらしいですが、実際は違うのご存知でしょうか?
彼女は働き者で家を豊かにしたため、生家の神社がその名前を冠するようになりました。
鶴屋南北の「四谷怪談」が爆発的にヒットしたので、その名前のついた神社は有名になり、
舞台上演等のときはお参りしないとたたりが・・・ということになったのは、後づけの話というのが定説。
銀行に行く途中、楽しみにしてるのが、これもここが本店、錦梅松(きんしょうばい)。
店先にいつも季節のお花が飾られているのです。今日はモモと菜の花でした。
かつおぶしのふりかけ・・・オニギリとの相性抜群です!
錦梅松(本店) 新宿区四谷3-7
さて、いよいよ荒木町界隈へ。
新宿通りから北側へむかって、3本ある通り周辺が荒木町です。
アド街で言うには300メートル四方にお店が集中してるということ・・・。確かにそうです。
花街から発展した町なので、基本的には夜の街。しっとりしたママが有名な店多し。
ランチに数回訪れたことがあるのは、お茶屋を改装したイタリア料理屋。
ここの前だけ自転車がたくさん停めてあり、休日ランチも盛況でした。
カルミネ・エドキァノ 新宿区荒木町9-13
弁財天と金丸稲荷があります。弁財天わきの池には大きなスッポンが主だというウワサ・・・
みたことないんだけれどね。
かつての料亭らしさを残す店構えのお店も、↑こんな風景の中に突如あります。
荒木町は坂の町。入り組んだ狭い路地は、私道との区別がつかず、
あちこちに階段に出くわします。それもまた面白い風景を生み出してるんでしょうけど。
狭いエリアは1時間もすれば歩き尽くしてしまいます。
ダーリンは、「やっぱり夜だな」と、夜の訪問を誓っておりました(笑)
このあたりは土地勘があるので、荒木町の隣接エリアにも足を延ばしました。
都営線の曙橋(あけぼのばし)が最寄となるエリアでもあります。
長沢節が主宰で1954年創立セツ・モードセミナー。ツタのからまる趣のある建物です。
生徒さんの作品展などで、ロビーなどを公開していることも多いです。
セツ・モードセミナー http://www.setsu-mode.com/
靖国通り沿いのケーキ屋さん。バレンタインデーを控えて大賑わいでした。
La Vie Douce 新宿区愛住町23-14 月休
靖国通りからまたもとの新宿通りに目指す通りに、大好きなお地蔵様があります。
つり地蔵というっだけあって、細い竹ざおを持ってるのです(笑)
実は、週間つりニュースというのを発行してる会社の建物。併設資料館もあります。
㈱週間つりニュース/つり文化資料館 http://www.tsurinews.co.jp/
たんきり地蔵なんていうのも。大きなお寺も点在している静かなエリアを四谷三丁目へ戻ります。
混雑していたLa Vie Douceでお茶できなかったので、おやつを買って帰りました。
銀行行く途中についつい寄り道する玉屋さん。
大角玉屋(四谷店) 新宿区四谷3-6
名物いちご豆大福、ダウンタウン浜ちゃんと小池栄子プロデュースのチーズ大福なんてのも。
2、3時間ぶらぶらするには楽しいけど、夜の街は休憩場所も少なくて、
やっぱり、銀行行ったりした帰りにぶらりと遠回りくらいがいいかもね~なんて思いました。