こんにちは!!

ブログ担当、ざわひーで御座います。
今月もよろしくお願いします。


今回は、

撮影監督 ラズロ・コヴァックスの仕事!

と題しまして、
60年代半ばから00年代前半までハリウッドで活躍した撮影監督の作品をオススメしたいと思います!!!


この方↓




観る映画を選ぶ時に、みなさんはどの様に選ばれますか?

話題作、監督や俳優などの名前で選ぶことはあっても、
撮影監督の名前で選ぶ人はなかなかいないと思います。

自分は、撮影監督の名前で観る映画を選んだ事は今までありませんでした……


なので、今回敢えて、チャレンジしてみよう!
って事なので、みなさん、よかったらお付き合いお願いしますm(_ _)m




まずは、ラズロ・コヴァックスの簡単な経歴から。


ハンガリー出身の撮影監督。

元々は母国ハンガリーで撮影の仕事を始めるも、1956年のハンガリー動乱から、後にアメリカに亡命。
当時、外部の人間に閉鎖的なハリウッドの映画業界ではなかなか仕事が無く、低予算のB級映画の撮影監督として活動を始める。
実験的な試みを積極的におこなうスタイルで評価を受け、後に娯楽大作の撮影も担当。

彼の仕事のひとつ『イージー・ライダー』に代表されるように、アメリカン・ニューシネマの撮影を多く担当したほか、
B級映画やドキュメンタリー映画など、多くのジャンルで活躍した撮影監督です。





興味深いですよね?
この経歴どうでしょうか?

亡命後、苦労があった事がわかりますね……


時系列順に、代表作を少しだけ紹介します!!!






最大の成功作
イージー・ライダー
(5F>洋画ドラマ)



映画史に残る大傑作で、アメリカン・ニューシネマの代名詞ともいえる作品。
低予算、実験的な映画な映画として評価を受けた本作。

実験的な試みが得意なラズロ・コヴァックスがいなければ、
本作はここまでの成功はなかったのではないでしょうか??

観たことある方も、撮影に注目して再見を!



ペーパー・ムーン
(5F>洋画ドラマ)



「殺人者はライフルを持っている!」でもタッグを組んだピーター・ボグダノヴィッチ監督作。

映画ファンの間で非常に評価が高い本作は、
オーソン・ウェルズのアドバイスで、ラズロはコントラストが引き立つ赤色フィルターを使用したと言われています。

カラーではなく、あえてモノクロで撮影をした作品なので、
そういった部分も意識しながら観賞してみては如何でしょうか?



未知との遭遇
(5F>洋画監督>スティーブン・スピルバーグ)



誰もが知っているスピルバーグ監督の傑作SF。

ヴィルモス・ジグモンドと共同で撮影を担当。
特殊効果が多く使用され、公開当時は大きな反響を呼んだだけではなく、
実験の域を越え、SF映画の価値を大幅に上げた、映画史に残る作品。

共同での仕事ですが、そこにはたくさんのラズロ・コヴァックスのアイデアを盛り込まれている事でしょう。




ゴーストバスターズ
(5F>洋画SF)


B級映画の鏡ともいえる本作。

「未知との遭遇」と同様、たくさんの特殊効果が使用されていますが、
こちらの作品のほうがテイスト的にラズロ・コヴァックスっぽい!
と思うのは私だけでしょうか?

担当作品を何本か観て頂ければ、分かって頂けるはず!





その後は、

『マスク』
『デンジャラス・ビューティー』

などの撮影を担当しています。


今回紹介した作品以外にも、
まだまだ素晴らしい作品は多くあるはずです!
(自分は、勉強不足でまだ未見の作品が多くあります…)


初期の作品、
『殺人者はライフルを持っている!』
は傑作中の傑作!

なのですが、残念ながらSHIBUYA TSUTAYAでは取り扱いがない……



ただ、多くの作品はレンタル出来るので、
是非、SHIBUAYA TSUTAYAまでお越しください!!




※おまけ

若かりし頃のラズロ・コヴァックス。
渋い!





では、今月は以上です。

また来月お会いしましょう!!!



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