立川談春の

赤めだかを読んで

泣き笑い

赤めだか/立川 談春

情熱大陸をみて
一度落語を観てみなければ

そのままのテンションで
フオクで
立川談春の寄席のチケットにビットした

さすが人気者
みるみる値が上がって
予想以上の高値で着地、、、、

というのが1月ごろ
それを二日前に思いだして
一緒に行く人間を
まわりで探すが
誰もいない、、、

急だということもあるけど

そもそも

落語に興味がある人がまわりに居ないしょうがない
一人で行ってきた


渋谷ではたらく専務のアメブロ


初めて歌舞伎を見たときは

解説イヤホンをつけてても

私には難解でずっと舟漕いでた


初めての落語は


とても楽しめた


落語会ファンの間で

「談春は落語が上手い」

と言われているようで

(後ろの席の人が力説してた)

確かに

素人の私に分かるほどうまい

一人で何役こなしても

それぞれその人に見える

クライマックスでは

会場もシーンなって

談春の落語に見入る

演るほうも観るほうも

ゾーンに入ったのか


映画のシーンのように
情景が見えるような錯覚がする


すばらしい名人芸だ



親方が
丁稚のキュウゾウに言う

「何で『おいらん』て言うか
知ってるか?」


「キツネは尾っぽで騙すが


やつらは騙すのに尾も要らん」



「だから、『おいらん』てえんだ

お前なんざあ

騙すのは朝飯だってことよ」


ほー

本当かは分からないけど


というよりむしろ

これが本当の語源で無いとしたら

大変よく練られているなあ
と、大変感心した

こんな感じで

落語の日本語はとても味わい深く

話は人の道理や

世の中の真理がたくさんつまっている

しかも話は

派手なドラマチックな話というよりは

日常のささいな出来事が

題材になっている点が日本的でいい

そして

何より笑いがある


落語を観てると

そんな風に生きていたいなあ

と思った


良い楽しみができた




落語友達が居ないのは困った