外部を頼る

私自身もそうなのですが、盗撮の悪癖を治そう治そうとして自分なりに考えたやり方をいくつか試すのですが、どうしても個人で考えるやり方ではどこかのタイミングで限界が来ます。

 

悪癖と言ってもいろいろな種類がありますが、盗撮というのは法律に反する行為なので、友達や親に相談することは難しいので、どうしても自分だけで何とかしようという方向に行ってしまいがちです。

 

私自身もそうやって何十年も盗撮の悪癖から脱する方法が見つからず、何度も盗撮をしてしまっていたのですが、もういい加減このままではらちが明かないと思い、思い切って心療内科で相談してみましたが、心療内科ではあまり具体的なアドバイスをもらうことができませんでした。

 

それからしばらくまたどうしようか考えましたが、心療内科のような保険適用のところではなく、民間でやっている心理カウンセラーで、盗撮の犯罪歴がある方がよく通うところがあり、実績があるだろうと思い、そこに行くことにしました。

どうやって調べたかというと、グーグル検索で「盗撮 カウンセリング」といった感じで言葉を入れて調べました。

 

そこでやっと具体的なアドバイスを教えていただき、ようやく実践することができるようになりました。

 

この時から今に至るまで、その時のアドバイスをもとに自分なりに展開していき、今現在に至るまで何とか再犯せずに至っていますが、私自身はまだ根底にある盗撮欲求が無くなっているわけではないので、道半ばという感じです。

 

カウンセラー以外にできる対策としては、以前のブログでも書きましたが、最近では建物内や外でも監視カメラがあることが当たり前になっているので、そのことを常に頭に入れて行動することです。カメラがあるので、盗撮をするとすぐに映像解析され、簡単につかまってしまいます。そういう場所に近づかないのではなく、あえてそういうところでカメラがあることを意識しつつ歩くことも逆に良いかもしれません。

 

後は最も有効な手段の一つが、自分の盗撮の悪癖があることを理解して、協力して対策に取り組んでもらえるパートナーを得ることです。

簡単に書きましたが、最も有効な手段ではあるかもしれませんが、最も難しい手段かもしれません。

私自身もそのようなパートナーがいたらと思いますが、今のところそういう相手を得ることはできておりません。

カウンセラーの先生に聞きましたが、盗撮の悪癖で何度も再犯してしまう男性のクライアントがいたそうですが、結婚したとたんにぴったりと悪癖が無くなったそうです。

 

その方の心理状態に何が起こったのかはわかりませんが、もしかしたらパートナーに勇気をもって相談したか、あるいはパートナーとの生活の中でそれが最優先になり次第に盗撮欲求が無くなったのかもしれません。

 

いずれにしても自分の中だけで解決しようとせず、外部に頼って解決方法を見出すのも有効な再犯対策になると思います。