北方領土的心

北方領土的心

ロシアが不法占拠する日本の北方領土 ヤルタ協定は連合国(米英ソ)による世界人民に対する裏切りなのだ

新しいブログを開設するため、この「北方領土的心」への書き込みを今後やめます。これまで読んでいただいた皆様に感謝します。


花咲きオジサン




 

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      根室港の蓮葉氷
蓮葉氷
また北方領土の日がやって来た。昭和56年に閣議了解により、毎年2月7日が「北方領土の日」と定められて以来30年以上が経過した。2月7日には、東京をはじめ、原点の地・根室など各地で大会などが行われるだろう。


 今回の北方領土の日は、翌日ロシアのソチで安倍さんとプーチンさんが会談するということもあり、ある種の期待感をもたれておられる方もいるだろう。だが今のところ大きな前進の兆候は見られない。


 中国と同様に汚職の多いロシアでは民主主義に目覚めた国民が現政権に不信感を抱いている。また、シェールガスの登場で油やガスを主要な収入源とする経済状況にも不安がある。


人気がないプーチンさんは今とても苦しいはずだ。だから、安倍さんに少しいいことを言うかもしれない。でも我々は無駄な幻想を抱かないほうがいいだろう。プーチンさんは、所詮、ソ連時代の人であり、大国主義者であり、ヤルタ協定の信奉者であるからである。あのクラスノヤルスク合意には騙された。


 戦争に勝てば相手の領土も相手の了解なしに自分の領土とすることもできる。戦利品だ。連合国も認めた。悪人や泥棒からその人間の本来の財産を奪ってもよい。そうか。奪ってもいいのか。それじゃ私もその考え方を採用しよう。でもそれってもしかしたら侵略じゃない。まだ言ってやろうか。要するに野蛮だよね。私のつぶやきは終わらない。


 プーチンさんの時代では日露領土問題の前進は期待できない。時を待つしかない。次代を担う青少年を教育しつつ。


 安倍さんにはがんばってほしいと思うが、今回の会談も商売の話で終わるだろう。安倍さんとしては、油やガスをできるだけ安く購入したいだろうから。できれば良質な石炭もほしい。日本には石炭を効率のよいガスにする高度な技術もあるのだ。


 私にとって北方領土の日とは2月7日だけではない。毎日が北方領土の日なのだ。多くの人はそんな暗い人生は寂しくない?言うかもしれないが、仕方がないのだ。


 国後島が見える根室半島の片隅からの報告でした。