昨日届いた、農協からの便りをよんでいたら、「とんど」について書いてあった。
このあたりでは、「とんど」と呼んでいるが、「どんどん焼き」とか「三九郎焼き」と呼ぶ地方があり、正式には、「佐義長(さぎちょう)」と言うらしい・・・(へぇ~)
とんどの火にあたったら、この一年元気に過ごせるとか、
書き初めを燃やしたら字が上手になると聞かされて育ったので、
行事に参加しないと風邪をひきそうな気がする
ところが、最近私の住んでいる地域では縮小の傾向にある。
どうやら、煙や灰の苦情が原因みたいだ・・
そのうち、なくなってしまうのだろうか・・・
「とんど」とか、「どんどん焼き」と呼ばれるのは、
室町時代のはやし言葉の「尊(とうと)や尊」が訛ったものらしい。
そしてこのはやし言葉は、火の勢いを盛んにする言葉と神様を畏敬する言葉が一緒になったものらしい。
「尊い」伝統行事だと思うので、これからもずっとあって欲しい、残していきたい。