過去を語れますか
皆さんは、これまでの自分の人生を、誰かに包み隠さず話すことが出来ますか?
本当にしんどかったときのこと・・・
恥ずかしかった失敗、惨めだったこと・・・
それらを、「乗り越えてきた過去」として、誰かに話せるということは、
苦難・苦悩を、まず受け入れて、乗り越えて、そこから学んだことを実践に移して、確実に成長した証拠だと思います。
多くの山を乗り越えて、
感謝しながら生きている人には、恥ずかしい過去など無いはずです。
恥ずかしかった過去さえも笑って話せるような、素晴らしい人間に成長したということですよね!
あの過去があるからこそ、今の自分がある・・・
今の素晴らしい御縁がある・・・
ただ本当に思うのは、
誰にも言わず墓場まで持って行きたいような後ろめたい過去も、
自分一人で考えているほど、
人に話してみれば「へ~大変だったね」で終わるようなたいしたことでは無いものが多いのではないでしょうか。
大抵みんな同じような、または、それ以上の失敗を経験していますよね。
一人で悩んで苦しんで「トラウマ」としてしまうよりも、勇気を出して、波長の高い人に話してみるほうが、鬱知らずな生き方が出来ますし、一つ成長も出来るのです。
一石二鳥ですね!!
大事なのは勇気と、
人は基本的に迷惑を掛けあいながら・人の振り見て我が振り直しながら学ぶために生まれてきたと言っても、過言ではないのですから、
自分は特別だという考えは捨てて、
みんな一緒!切磋琢磨しながら頑張って生きてるもの同志だと考えましょう。
誰にも自分を語れない人に、
誰も自分を語ってはくれません。
なぜなら、本当はみんな怖いんです・・・。
自分を閉ざしている人は、
何を考えているかわからない・・・ってことは、自分の弱みを曝(さら)け出したときに、
大声で笑い・罵(ののし)られ・否定され・ひょっとしたらPCやスマホでめちゃくちゃに書かれるかもしれない・・・、って、構えちゃいますよね・・・。
だけど、
私はこんな弱いところがあるのよ・こんな恥ずかしい過去も今では笑えるけどね・・・
なんて、痛みを経験している人は、
その分、優しさや思いやりも兼ね備えているのです。
そんな人には、実は私も・・・。
と悩みを打ち明けることは、難しくないのではないでしょうか?
同じ痛みを乗り越えた分、絆も深くなりますね。
皆さんは、触れられたくない過去?
(いや・・・それって現在進行形?)は、お持ちですか?
誰だってありますよね・・・。
でも、触れられたとき受け入れて、笑えますか?
それとも怒りますか?
ごまかしますか?
誰かのせいにしますか?
笑顔で、
「そうそう!あのときは本当に辛かったけど、今はあれがあったから今があると思えるよ!」
「あの時に支えてくれた人やアドバイスがあったからこそ、今の自分があるんだね」と、
心穏やかに感謝できたら、確実に課題クリアしてきた証拠です。
自分を褒めてあげましょう。。
そしてまた、誰かのお手本になれるように努力していきましょう。
私も、努力していきます。
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院 長