私は以前に

触れたかもしれないけど

痛みには強い方だと思う

 

手術を何回もしてきたけど

その都度

術後に痛み止めを

打ってもらう事も

ナースコールも

押したことも無かった

 

自分だけしか知らないと

それは普通だと思う

 

でも

婦人科で手術をした時

同じ筋腫で

同じ日の一例前に

手術をした

同部屋の子が

術後に過ごす部屋で

ナースコールを何度も押し

痛み止めを打ってもらっていた

 

私は看護師さんが

あまりに言わないので

我慢しないで言ってくださいね

ってその子の帰りに

私に言っていた

 

そして

歯医者さんでも

いつも言われるのは

痛かったら左手上げてください

の後に

結構掘っているのに

何も言わないから

「痛くないですか?」

「大丈夫ですか?」

って必ず言われる

先生はいつも

本当に痛くないの?って

不思議がる

 

そして

歯医者さんで言われた事

「きっと痛みに強いのだと思う。

 でも、そういう人は

 病気になった時

 気づくのが遅くなったりするから

 気を付けないといけないですよ」

って事だった

 

今まで

痛みに強いのは

得だとぐらいに思っていたけど

確かに歯医者さんの

言う通りだと

納得

 

神経に訴える

脳に訴える

この痛覚は

生まれ持ったものだろう

 

でも

心の痛覚は

育つ過程や

環境によって

変わってくるのだろう

 

どっちの痛覚も

鈍感の方が良い時もあるし

敏感の方が良い時もあるけど

 

体の痛覚が鈍感だとやっぱり

自分の体の痛みに気づけないし

心の痛覚が鈍感だとやっぱり

人の心の痛みに気づけない

 

痛いのは嫌だし

ストレスになるし

疲れるけど

 

やっぱり鈍感だと

気付けなかった自分が

ストレスになるし

後悔になる

 

そう考えると

痛みに敏感でも

その痛みに耐えられる

強い体と心があると

一番いいのかもしれないなぁ

 

そう思う