初めて就職したのは地元の零細企業でした。誰でも入れる企業だしわざわさ祖父の口添えで入社した。

今の時代なら人手不足の売りて市場でFランクの大学生は絶対に選ばない道である。

当時はFランだから自分はどんな企業も相手にされないんだと陰惨な気分で真面目に就職活動しなかった。

しかし今はそうは思はない、どんな高学歴もスタートは一緒、仕事はいきなり出来るのではなく業務を覚え独り立ちする過程は平等だったのだ。だからFランだろうがヤル気があるなら劣等感を抱かずに興味がある業界には飛び込むべきだと思う。 

そう考えるとプロスポーツ選手と違って高学歴の学生が卒業してからもイチから努力するのはキツイ話である。そのまま燃え尽きる人がでてくるのもわかる。
 零細企業だから従業員は社長を含めて5人だった。
業務は社長が描いた図面がレーザー加工機に送られ自動で部品を作っていく私は機械の操作と部品を研磨、注文先に軽トラで運ぶ担当だった。 

新卒カードを無駄にしてしまいやりたくない仕事をしてる気持ちが強かった。

長く続ける気はなかったが、次何をしていいかわからない。そんな空虚な日々が続いていた。
 
 しかし20代、恋愛したい童貞を捨てたいと言う気持ちは高まるばかりだった。そこで出会い系をやろうと思いついた。

友達は「スタービーチ」で女の子を抱きまくり一皮、二皮むけたのだ。自分も。しかし「スタービーチ」はサービス終了しておりまったく知らないサイトをクリックし登録した。しかしこの出会い系に手を出し痛い目にあってしまう(つづく)