いよいよＳＧＴが始まります！

おはようございます。

芝ライニングです！

ご無沙汰しておりました。
長いオフシーズンはレーシングブレーキの開発に
追われておりました。

本日からまた、スーパーＧＴが始まりました。
Ｒｄ１　岡山です。
今季はアルコンユーザーも増えてチャンピオン争いに
貢献できることと思います。

ブレーキのこと、豊富な情報をお知らせしてまいります！

怒涛の開発業務

おはようございます。
芝ライニングです。
あっという間に二月も後半ですね。ということは、レース開幕まで１ヶ月です。１月のマレーシアのテストから怒涛の開発業務に対応していて、テストのサポート等１日も休みのない状態でした。キャリバー、ローター、パッド、ラジエター、さらにはエアフィルターまで色々なチームさんの開発をしていました。きっと皆さんも雑誌などでみる機会もあるかと思います。
また色々な情報お知らせしますからお楽しみに。

FERODOの販売開始しました。

おはようございます。
芝ライニングです。

今年から、フェロードのレーシングパッドの販売、開発を
一手に始めます！！

レーシングチーム、ラリーチーム、走りやさん等幅広いユース
に対応すべくがんばって参りますのでよろしくお願いいたします。

載せきれないので一部ですが、何百種類も在庫ありますので
お問い合わせ下さい！

http://www.shiba-lining.co.jp

南国遠征

おはようございます。
芝ライニングです。

暫くご無沙汰しておりました。
オートサロンが終わってから、南国マレーシアのセパンサーキットに
ＳＧＴのウィンターテストに行って昨日帰ってきました。

この時期の日本は寒すぎるので、マレーシアのセパンＦ１サーキットでテストを行い
色々なデーターの蓄積、新型モデルの開発テストなどを行うのです。
もちろん、ブレーキも新しいものを試したりします。
とにかく、気温が４０度以上、路面温度５０度以上の過酷な環境でテストを行えるので
芝ライニングとしても貴重なデーターを得ることが出来ました。
チームの皆さん大変お疲れ様でした。

ちなみにこの時期は中国の旧正月にちょうど当たった為、町中、国中　お祝いムードでした。
そんな経験初めてでしたので、元旦（１月２３日）の夜、クアラルンプールの中国寺院に初詣
に行ってみました。日本と違って、ド派手な装飾、仏様の色、全てが初経験でしたが、
まるで千と千尋の神隠しの物語の中に入ってしまったようでした。

　ド派手なちょうちん飾り。

真ん中には龍が！辰年ですね～

ブレーキパッドの選び方

おはようございます。
芝ライニングです。

ブレーキパッドを賢く選ぶ方法はこんなのがいいです。
知り合いが何を使用しているか情報を集めていいところ悪いところを事前確認しましょう。特にサーキットユースの場合は同じ車両での情報を集めるのがいいでしょう。対応温度で選ぶより材質を良く聞いてみて摩擦材の特性が性能的に何を狙っているかをメーカーの人に聞いてみてください。購入したら正しい方法で焼き入れをして走行フィーリング等をメモして置きます。走行距離やタイムとパッドの摩耗量を管理してください。パッドは偏摩耗したり、インナーパッドだけ多く減る傾向にあるので自分でしっかりとチェックしましょう！そうやってデーターを自分で集積しレースや使用目的に対する参考にするといいでしょう。不満点、改善点があれば同じメーカーに相談するのがベストです。サーキットユースの場合全てが自己リスクですのでご自身の走りにマッチングする部品を自分で管理していくときっと定番品が探しだせると思います。

昨日の続き。

おはようございます。
芝ライニングです。

昨日の続きですが、
例えば１０００℃対応のパッドを使ったとします。そして本当に１０００℃になったとしたら。キャリパー温度はただではすまないでしょう。

キャリパーの表面温度が２５０℃を超えてくると、その中のブレーキフルードは沸点に近づいている可能性大で危険です。

ノーマルキャリパーとレーシングキャリパーとその辺の熱対策には大差がありますので、考慮する必要があります。

また、キャリパーシールは何度くらいで駄目になるかご存知ですが？だいたいレーシングキャリパーで限界が２８０℃くらいです。それを超えていくとシールが駄目になり、
ブレーキが抜けちゃいます。

私の経験ですと、ＳＧＴで夏場の茂木の走行で、実際の制動時ローター温度７５０℃、ピットイン時５５０℃。そのときのキャリパー温度が２３０℃くらいでパッドがフェードしてしまって走れなくなることがあります。

ということは、一般車のノーマルキャリパー用パッドに対して対応温度１０００℃と言うパッドはマユツバものになりますよね。キャリパーが焦げちゃいます！
本番ではそんなときに　Your caliper is cooked.なんて言います。

芝ライニングではキャリパー用サーモラベル、ローター用サーモペイントも扱っておりますのでそれらで温度管理をしながら愛車にマッチングするパッドをお選びするのがいいかもしれません。

この次はパッドの選び方をご案内したいと思います！

こんな質問No１

オートサロンで聞かれた質問で多かったものをいくつかご紹介したいと思います。
このパッドは何度まで対応するの？1000℃までもつパッドはありますか？等々。恐らく制動時のローター表面温度の事だと思いますが、この手の質問に正解に答えるのは非常に難しいのです。
ローター温度が1000℃にもなったらキャリバー温度は何度になるか？ブレーキフルードは何度になるか？キャリバーシールの耐熱性はどのくらいかご存知でしょうか。その辺を少し検証していきたいと思います。