今更5年前の事を書いてもアレですが、数年後また読み返すことがあるかも知れない。
あと数年したらすっかり忘れてしまってるかもしれないし、今覚えている事を出来るだけメモメモ。

手術当日は2人部屋でしたが、隣の方が中華圏の方でお見舞いの方も2名くらいいて、夜のイビキも含めて全てが大音量でした(苦笑)翌日、4人部屋に移ってホッとしました。

入院の際、同室の方に挨拶等をするのが◎ということでしたが、私が検査や手術でいない間に旦那さんが更に被せて同室の方にお水の差入&挨拶をしていてくれたようで、「昨日、お水を頂いたんですよ。ありがとうございます。」「あ、そうでしたか?いえいえ、こちらこそ宜しくお願いします。」のような自然な会話が出来てナイスでした。

入院中は、腰には硬膜外麻酔の針が入っていて、そこから左の頭あたりの麻酔薬(300mlのペットボトルみたいなものに入ってベッドにテープで固定)までの管もテープで固定されているし、尿管も両足のエアーポンプも前日まで取れなかったので物理的に起き上がることが不可能。その為、食事の片づけや、歯磨き(うがいは洗面器に)を同室の方が手伝ってくれました。看護婦さんも忙しそうだし、いちいちナースコールで呼ぶのも気が引けるし、本当に有り難かったなぁ。

食事は、頻繁にトイレ(大)に行かなくてすむよう、普通の食事ではなく「低残渣食」というものでした。
「低残渣食」は胃腸に負担をかけないよう、食物繊維、脂肪分、刺激を控えた食事のようです。
基本は小腸・大腸に疾患がある方に適用されるようですが..お陰様で、トイレ(大)は入院中に一度もなし(いいのか?)。でも「トイレ(大)の時はどうするんですか?」って聞いたら、「ここで(ベッドで)洗面器に。」って言われて、「ぜってー、ヤダ。」と思いました。

退院前日に、すべての管を取ってもらったので、普通の入院食も食べてみたくて食事の変更をお願いするも、手配ミスで、結局全て低残渣食だったのが悔しかったなぁ。(食べ物の恨みは恐ろしい)

 

いや、事実、酷いんですよ。

 

退院前日昼に、「普通食が良いんですが」と看護師さんにお願いするも「もう準備しちゃったから夜から普通食を用意するようにしておきますね!」と言っておられたのに夕食にまた低残渣食が来てしまいまして「変更して貰ったんですけど?」というと「あれ?変更になってないね。じゃぁ、明日の朝食分は変更するから。」って流れから、予想していたけど、朝も低残渣食が来て、「へへ..(涙)もういいや...」って流れですよ。

入院中、トイレ(大)の危険はあるものの、食事は全て完食しました。それで少しでも身体が回復するなら。