無機質なビルが乱雑に立ち並ぶ
その中にある開放的な空間
ビルの森の中にある市民の憩いの場
日差しが弱まった夕方の頃
僕はベンチに座って寛いでいる
時折、心地よい風が頬をくすぐる
噴水のある場所では
子どもたちが楽しそうに
じゃぶじゃぶと水遊びをしている
芝生の上では
寝そべっている大人がいたり
ボール遊びをしている子どもがいたり
大人や子どもたちが
思い思いに時を過ごしている
空を見上げれば、鳥たちが飛んでいる
何も特別ではない普通の光景
でも、何だか微笑ましくて、あったかい
空間の中の一粒一粒が
キラキラしているように見える
大きな大きな いのちがあり
大人や子ども、鳥さんという
小さな小さな形になって、微笑んでいる
そんな心地よさを感じて
僕という形も、ニッコリと微笑む
ああっー、なんか気持ちいい
詩人 竹水 丈哉
下記のブログで、この詩について、少し書いています。
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