無機質なビルが乱雑に立ち並ぶ

その中にある開放的な空間

ビルの森の中にある市民の憩いの場



日差しが弱まった夕方の頃

僕はベンチに座って寛いでいる

時折、心地よい風が頬をくすぐる



噴水のある場所では

子どもたちが楽しそうに

じゃぶじゃぶと水遊びをしている



芝生の上では

寝そべっている大人がいたり

ボール遊びをしている子どもがいたり



大人や子どもたちが

思い思いに時を過ごしている

空を見上げれば、鳥たちが飛んでいる



何も特別ではない普通の光景

でも、何だか微笑ましくて、あったかい

空間の中の一粒一粒が

キラキラしているように見える



大きな大きな いのちがあり

大人や子ども、鳥さんという

小さな小さな形になって、微笑んでいる



そんな心地よさを感じて

僕という形も、ニッコリと微笑む

ああっー、なんか気持ちいい





          詩人 竹水 丈哉


 

 

 

下記のブログで、この詩について、少し書いています。

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 

 

この詩集以外にも、ブログをやっています。

こちらも読んで頂けたら、とても嬉しいです。

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆