こんにちは。
司法書士の今井です。
「後見制度って聞いたことあるけど、正直よくわからない」
「成年後見と任意後見、何が違うの?」
そんな声をよくいただきます。
特におひとりさまの場合、将来もし判断力が落ちたら――
誰が手続きをしてくれるのか、お金の管理はどうなるのか。
不安を感じる方が多いと思います。
💡 後見制度とは?
判断が難しくなったときに、裁判所が選んだ「後見人」が代わりに契約や財産管理を行う仕組みです。
大きく分けると、次の2つがあります。
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法定後見制度:判断が難しくなってから裁判所に申し立てる制度。
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任意後見制度:元気なうちに「この人にお願いしたい」と契約しておく制度。
特におひとりさまには、後者の任意後見がおすすめ。
自分で信頼できる人を選び、もしもの時に備えることができます。
🌱 後見制度のメリット
1️⃣ 財産を守れる
詐欺や悪質な契約を防げます。
2️⃣ 生活を支えてもらえる
介護や施設入所の手続き、支払いなどを代わりに行ってもらえます。
3️⃣ 身寄りがなくても安心
専門職の後見人が生活をサポートしてくれます。
⚠️ 知っておきたいデメリット
1️⃣ 費用がかかる(月2〜3万円ほどの報酬)
2️⃣ 自分で後見人を選べない(法定後見では裁判所が選任)
3️⃣ 制度が硬い(お金の使い道に制限がある)
✨ 上手に使うには?
おすすめは、元気なうちに任意後見契約を結ぶこと。
信頼できる人と内容を決めておけば、安心感がまったく違います。
例えば、ある70代の女性は
任意後見契約+死後事務委任契約+遺言を組み合わせ、
「もしも」から「死後」まで一貫して安心できる体制を整えました。
まさに「おひとりさまの安心終活」です。
☘️ まとめ
後見制度のメリット
・財産のトラブルを防げる
・生活の支援が受けられる
・身寄りがなくても安心
デメリット
・費用がかかる
・後見人を自分で選べない
・制度が硬い
不安を感じたら、ぜひ司法書士などの専門家に相談してください。
制度を正しく使えば、人生の後半をより穏やかに過ごすための“味方”になります。
👉 詳しくは公式サイトでも解説しています