大好きな君へ。
ずっと君のことを考えていたんだ。
視線が涙で歪んで、悲しかった。
アリガトウ。
短い15年間を一緒に過ごしてくれて、アリガトウ。
ゴメン。
最後の最後に会えなくて、ゴメン。
もっと君と一緒に過ごしたかった。
会いたかった。
今まで幸せだったかな?
最後は苦しまずにいれたのかな?
最後に、間に合わなかった私を、嫌いになったかな?
まだ温もりのある体に触れ、
いつもと同じように幸せそうに眠ってるみたいだ。
ただ眠ってるだけで、
強く揺さぶったら、
今にでも眠そうにゆっくり頭をあげ、
「なに?」って顔し、無言で私と視線を交わす。
私を無視したことなかったよね。
君の名前を呼んだらすぐ来てくれたよね。
何度でも、
もう二度と起きないだ…って確認せずにはいられなかった。
魂というものは何?
サヨナラを言う前に、君の名前をもう一度呼んだ。
もう二度と会えないことに…涙がとまらなかった。
君のママと会えたかな?
もうどこも痛くないよね?
アリガトウ。
ゴメン。
私のことを嫌いにならないでね。
大好きな君へ。

