レースバトは飛ばせば猛禽類、鳩舎内外では野良猫、イタチ、狸など
肉食動物に四六時中狙われています。
イタチや猫が鳩舎の中に侵入した時は最悪の場合、全滅させられてしまうそうです。
舎外をする以上、入舎口からの外敵の侵入を100%防ぐ事はおそらく不可能だと思います。
鳩舎の入舎口から猫、イタチの侵入を防ぐ方法を最近考案したので紹介します。
現在、実験段階なので何とも言えませんがおそらく入舎口からの侵入を
猫は100%、イタチは?% 防ぐ事は可能だと思います。
野良猫の体重はおよそ3㎏~5㎏だそうです。
鳩の体重は猫のおよそ十分の1 300g~600gです。
しかも猫は鳩のように翼を持っていません、舎外から帰ってきたレース鳩が到着台
に乗る時は物をそっと置くようにふわっと乗るのに対して
猫は上から物を落としたようにドスンと乗ります。
この差は非常に大きくて到着台にかかる衝撃力は鳩の十倍どころではありません。
到着台にかかる猫と鳩の衝撃力の差を利用して入舎口から猫の侵入を防ぎます。
鳩と同じ体重300g~600gのイタチでも到着台にかかる
衝撃力の差をより大きくすることによりイタチの侵入を防ぐ事は十分可能だと思います。
イタチも猫も翼を持っていません。翼があるかないかは大きな差になって現れます。
特別な仕組みではなく誰でも思い付くようなごく単純な方法ですが効果は抜群です。
簡単に説明すると上皿天秤を思い出してください、上皿天秤の片方に野良猫やイタチをのせ
もう片方の皿で侵入経路を塞ぎます。
オオタカのメスの体重は900g~1200gオスの体重は700g~900g
レース鳩と大差はありません、しかも翼を持っています。
残念ですが上皿天秤では、猛禽類の侵入は防ぐことができませんが
猫やイタチのように全滅させられるような事は無く
1羽か2羽の被害で済むのではないでしょうか?
3枚の写真で説明は不要だと思いますが一応説明します。
色々試してみましたが扉の落下を固定する物としては
洗濯ばさみが一番良い結果がでています。
洗濯ばさみ1つの実験では到着台先端から7cmの所に物を置いた場合
2.8㎏の重さに耐える事ができ到着台から上に30cm離して同じ場所に落とした場合
330g以上の重さで洗濯ばさみがはずれ猫、イタチの侵入を防ぎます。
実験から猫の侵入を防ぐには十分で最も小さなイタチに反応させるには40~50cm
上から到着台に飛び移らせる様な工夫が必要です。
イタチの場合、よじ登ってくる場合は反応しないのでその経路を塞ぐようにしてください。
レースバトの体重をかりに500gとして考えた場合5羽までは反応しないと思います。
洗濯ばさみ2個使用の場合は猫の侵入は阻止できますが小型のイタチは侵入可能だと思います。
到着台に負荷がかかると写真のようになります。
この仕掛けのポイントは扉の丁番の位置を塞ぎ板の厚み+5mmだけ上げるようにします。
写真では塞ぎ板にコンパネ12,5mmを使い丁番を取り付ける部分に18mm×18mmを使用しています。
横からと上からの侵入経路をある程度塞いで
反応の悪い扉の丁番付近に近ず気ないようにしてください。
我が家では出舎口が別なので気が付きませんでしたが
レースバトを飼育しているある方からの指摘があり鳩は飛び立つときに
強い力がかかり注意が必要だと言うことで調べた結果洗濯バサミ2個使用時
2羽同時に飛び立った時、洗濯バサミが外れ入舎口がしまってしまいました。
出舎口としても使う時はクサリと釘などを使い固定する必要があります。
この方法を採用していただく事はかまいませんが
大切なレース鳩の命の問題なので自己責任でお願いします。
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