10年ほど前までずっと、私は美容院ジプシーだった。
美容師さんの技術の違いに気づけなかったし、ここが好き!この人がいい!と思うことがなかった。
でも、10年前出会った。
それまで美容院は都心に行っていた。同じ美容院は続けても2回位だったかも。
出会った美容師さんは近所だった。
その美容師さんが独立して青山、現在地と店を2回引っ越ししてもずっと通っている。私以外にも、独立前からの付き合い長いお客さんが多い。
どこが好きなのかな?
・自分の儲けではなく、客の最適をアドバイス。
・要は人格。技術の優れた人は世の中ごまんといる。
・私は美容に関する知識、意欲が薄いが、めげずに優しくアドバイスしてくれる
・オシャレで素敵
美容師さんの話を聞くことが多い。私が人に興味があるので、ちょっとした話しから、質問してかなり話が広がる。
家庭環境が複雑で苦労してきたこと、今の家族関係、ほぼ知ってるのかな。
美容師さんに言われた。
『他のお客さんに家庭のこと話したことないです。○○さんだとなぜか聞いて貰いたくなっちゃう。そういうお仕事出来るんじゃないですか。 そうなったらお金払いますから私受けたいです』と、何度か言われていた。
その言葉が頭にずっと残っていた。そうだ、私は人の話を聞くのが好き。好きだからどんどん質問して、話が進む。
そのことと、自分のモヤモヤを何とかしたい思いもあり、気になっていたコーチングを学ぶことに繋がった。コーチングは学んでよかった知識ナンバーワンだ。
コーチングを学んだことはまだ美容師さんに伝えていない。
彼女の深い悩みを、コーチングを混ぜた会話の中で少しづつ気づきを得てもらいたいと思っている。コーチング学んだよと伝えたら、お金払うと言う人だから。
幸せになってもらいたい人。
そんなこと思い出した。