小学二年のとき、放課後、面と向かって、担任の宮園先生がおっしゃった。

白痴美であると、見抜けなくてはなりませぬ。

目を見ればわかりますよね。

光彦君、私の目を見なさい。

私は、吹き出しそうになった。

宮園先生は、お嬢さんが同じ小学校の三年いる、教養豊かなキャリアウーマンだった。

だが、とても、とても、とても、ブスだった。

目は、さすが、きらめいていたが。

いい目だと思いますね。

先生は、首をかしげた。