さて久しぶりに更新。友人が珍しく、電話をくれました。文学界新人賞に応募する原稿を書いているというのです。ついては校正を私に頼みたいらしい。はあ~、まだ文学に可能性を見出してますか。恰も時間が止まったかの如く、彼は過去の名作文学を漁っている。現代文学、そのアプローチで良いか否か甚だ疑問なのです。言語の耐用年数は既に尽きている。とか本質主義の問題。文化人類学の民族誌ですら、最早無効とされる現代、果たしてまだ文学は有効なのか。友人は未だ第三の新人辺りで止まっているようなのです。私達は都市でなく、地方在住なので、先ずこの国の強烈な華夷論の伝統からして、採用は常識的には困難極まるのです。何しろ英国のアンクリーブスでさえ、如何にも田舎らしい作品しか翻訳していない。テレビドラマで著名なヴェラですら、翻訳しない。飽くまで文学は都市に属するの一点ばりですから。郷土文学なんて、誰も読まない。私はもうとうの昔に諦めて、携帯小説を書いています。同人誌のように掲載有料でもないし、電子書籍は現代らしい。まあ、携帯小説の役割は終わったという人もいますが、スマホで格段に読みやすくなっている筈なのです。友人がどんな新作を書いてらっしゃるか興味はあるものの、悲観的ではあるのです。